テイラーくんは2021年8月に保護した男の子
SAVE THE RABBITSの中では新人と言いたかったけど、もう丸2年も保護生活しています
古株のチームが保護生活7年目に突入したので、やはりまだまだなような気持ちになってしまいます。
おさらいとして…
テイラーくんは大阪府下にある集合住宅地内にあるひとつの部屋にいました。ペット不可住宅のため、テイラーくんの存在は誰も知ることも無く飼い主が救急車で運ばれた後お亡くなりになってから、1ヶ月間ひとり真っ暗な部屋にいました
不幸中の幸いは真夏であるのに部屋に光が入らず、何とか生き延びられたこと、ケージには入っておらず、自由に部屋を徘徊し、何かしら食べて生きのびました
保護うさぎの中では、今までも胃の中にホッチキスがあったり、紙などを食べたりしている痕跡があるなど生活環境が良くなかったことが分かることがあります。
当時、まだ子どもと思われるテイラーくんですが、脱水や栄養状態は悪くはありましたが、
若いのもあってか比較的元気でした
今となっては2.5kgの大きなうさぎですが、小さな子どもの時代に、ましてやうさぎにとって1ヶ月という長い時間をひとりで食べ物や水も充分にない状態で過ごしたんです。
食に対しての執着が酷い
あげれば、あげるだけ牧草を食べます
他の子達にあげる量の倍か、その倍あげてると思いますが食べて寝て食べて寝て。食べるのでお水も沢山飲みます一日500ml以上飲みます
なので、たくさんのおしっことうんちをします。
どれだけ牧草をあげるかというのも難しいですが、テイラーくんの場合は底がないので。ある程度コントロールしないと「食べ放題」といえど食べ過ぎないようにしないとなぁ、と思っています
そしてここからが本題ですが、
そういう生い立ちもあってか、食への執着は凄まじく、尚且つ縄張り意識も強めなのか…どうも自分のケージから離れると不安になるようです
つまり、部屋んぽの時にケージから勢いよく出るものの「帰れない」と分かるとマットを齧ってサークルから出ようと必死なのです
お世話人は、それを辞めさせようと結局おしゃぶり代わりかのように牧草を与えてしまって、施設での生活では限られた「運動時間」にもなる部屋んぽが結局のところ食べて寝て終わり、ケージに帰ると新しく補充された牧草を食べる…。それがテイラーのルーティン。
自分がお世話をしていたり、人がお世話をしている時のうさぎの様子を特に見ているのですが、テイラーのそのサークルから出て帰りたいというアピールが私のお世話の時はわりと酷いように思うのです。
もっともっとたくさんの人がお世話している様子も見たいのですが、もしかしたらもう少し人がテイラーを構ってあげると違うのかな?とも思ったり。
でも私がずっとサークルの中で一緒にいても変わらなかったけど(笑)