大阪のある山間部で、うさぎが大量に見つかりました。夜間は街灯もない道ですが朝方は散歩をされる方昼間は車通りもやや多く、地元の方からは8月に入ったあたりからうさぎを見かけたと教えていただきました。

 

 

私たちとは別にうさぎ保護団体の方がすでに8月はじめから現地で捕獲作業をされており、私たちがこの件を知ったのはお盆に入る直前。この件を知らせてくださった方の繋がりもあって保護団体の方からも連絡を受け、私たちも現地へ向かうことになりました。

 

初日は夜に向かったので何も見えず、次の日はお昼に向かい、うさぎたちを割とすぐ見つけることはできたのですが、2年前の河川敷とは違い斜面の山にいること、木々や草で捕まえづらい環境で頭を悩ませました。

 

 
地元の方など(?)が食料を与えていることもあってか河川敷の時とは違い、食べ物への反応も薄く地道に草を刈りながらうさぎたちが山から降りるのをひたすら待ちました。
 
しかもうさぎは数匹いることも分かり、写真におさめ何匹いるかを確認しました。地元の方いわく8月入ってすぐ2匹を捕まえたとのこと(飼っているそうです)
 
 
そして7匹見たという、
とんでもない事を聞いて頭真っ白…、、
 
私たちの前に別の保護団体の方が1匹を保護したとのこと。残り4匹か?と思いつつも…観察の結果残り5匹いることがわかり、
 
2日目に3匹、
3日目1匹
4日目1匹と全部で5匹のうさぎを保護しました。。
経験のある有志の方々のおかげで捕獲できました。
 
うさぎを捕獲するには持久戦になります。
私的には河川敷の時もかなりの時間粘りましたが、今回も非常に警戒心の強いうさぎたちだと感じました。ものすごく大変でした。。。
 
 
 
今回、大変だったのは捕獲のあとです。
その件についてはまた次の記事で載せますが、公園や人目のつくところに捨てるのとは違い、明らかに見つからないようこっそり捨てたのがうかがえます。
 
うさぎたちの命を捨てたも同然、虐待と同じくらい悪質な遺棄の仕方だと思いました。命を捨てるのに違いはありませんが、写真を見てもらうとわかる通り人は侵入できない場所です。そして保護したうさぎたちは推定一歳未満ほどの兄妹と見られブリーダー、自家繁殖、多頭飼育崩壊などの末だと思います。
 
《SAVE THE RABBITSで捕獲・保護した5匹》
 
そして今は何よりうさぎがいると地元の方が発見した日から私たちが捕獲するまで約半月近く時間が経ってしまっていることです。
 
河川敷の時のように女の子うさぎたちが妊娠しているかどうかが今現在一番心配しています(検査を受ける予定です)
 
少なくとも、この山に計8匹はいたことになります。
なぜこれが!事件にもならず、あらゆる機関の人たちが軽視し「あっそう」といったくらいのこと。
 
なんなら野生のウサギじゃないか、本当に捨てられてるうさぎなのか、捕まえなくてもいいんじゃない?といったような何か問題なの?と思われています。これがさらにどんどん増えてしまっていたら。。どうなりますか。
 
うさぎはまだまだその程度。
 
明らかにペットとしての地位は上がっているしお店で扱う品種、うさぎ専門販売店も増えすぎてるくらいなのに、本当にまだまだ底辺です。
 
腹ただしくて仕方ないです。
 
 
 
正直こんなことになるとは思いもせず、毎日すごくバタバタしています。ボランティアスタッフもみんなで協力しあって何とか乗り切ろうと奮闘しています。
 
 
 
 
ぜひ、私たちうさぎたちを支えてください!
 
 
 

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