今回は、三菱トッポBJの白煙修理を行いました。
ターボ車なんでターボの故障も念頭に置き色々考えましたが
今回はターボ（リビルト品）とエンジン内のバルブステムシール交換
作業をしてみます。
正直言うとどちらが悪いか判断できない状態なんです・・・。
どちらも作業工賃が高いので片方を修理して直らないのは逆に悪いので
ココはお客様と相談して２つ修理することになりました。
でも、ピストンのオイルリングが悪いというのは可能性が低いと判断しました。
ターボ外れた写真っす！
余計な部分は外さず最低限でよっこらせい！
左がリビルト品で右が外した元のターボです。
やっぱリビルトはきれいですなあ！
排気側のタービンブレードをよく見てみたら上の部分がオイルで濡れていましたー！
こっ！これが原因か！？
と、いうわけでこれが原因です。（決定！）
どんどん作業進めていきまして、ターボ周りのオイルラインやガスケットも
交換して
ターボ交換完了！
ここで原因がはっきりしたのでバルブステムシール交換は
一旦中止してお客様に連絡します。
がっ！なぜかここも交換してくれとの事・・・。
オイル交換を一時期かなりサボっていたので不安との事で。
というわけでここも交換！
ステムシールはこんなに小さい部品なんですよ！
ホントはヘッドを降ろして交換する作業なんですが
当店には特殊ツールがあるのでエンジンそのままで交換できます。
プラグホールにエアホースをつなげる工具でしてシリンダー内にエアーを送って
バルブスプリングを外しても下に落ちていかないという仕組みになっています。
これを４シリンダー全部一個一個交換して作業終了となります！
作業後もちろん白煙は止まりました。