今日は一日曇り空で、気温も20度前後で推移。涼しいけれども湿度は高そうだった。

 

以前、「競争的環境の中で個性が輝く大学」なんて言葉が流布されていたが、つくり過ぎていまや大学も沈没の勢いである。1989年の18歳人口は178万人、その時点で大学の数は499だったという。それが2024年になると18歳人口は109万人まで減少したが、大学の数は813まで増えた。そのうち53.2%、316校が定員割れだという。

 

財務省の主張は、2040年までに私学を250程度減らして、全体で560程度にしたい、という。その際、一部の大学では四則計算、be動詞など初歩の義務教育程度の内容を教えていると指摘して、こういうところに補助金など出したくない、ということのようである。それに対して文部科学省は「入学後の質の高い教育で卒業時の質を確保する」という。

 

こういったやりとりをするくらい、大学の質が落ちてしまったということである。

原因は大学のつくり過ぎで、個々の大学は組織を維持するためになりふりかまわず入学者の確保にいそしみ、その結果「輝くはずだった個性」は低次元化した。

 

財務省がいわなくても、ごく自然の成り行きとして、大学の数は減少していくだろう。

ただ沈みゆく大学の内部にいる人々にとってはただごとではない。「去るも地獄、残るも地獄」である。そしてそこを突破することができれば「わが亡きあとに洪水は来たれ!」となるはずだ。