昨日の雨を受けて、午前中は曇り空。ただ9時には「熱中症警戒警報」が出ていた。その後気温は上昇し、今日も最高気温は35度。セミの鳴き声がよく響く。

 

銚子市にある経営難の千葉科学大学の方向が見えてきた。「東京新聞」(2024年7月30日付)に掲載された市の検討委員会の会合で示された大枠を私なりに要約すると以下のようになる。

 

第一希望:加計学園が引きつづき経営する。

第二希望:ほかの学校法人が経営する。

 

この二つが困難な場合、公立化もあり得るが、その場合、看護学部看護学科(定員350人)と危機管理学部危機管理学科(定員480人)の2学部に縮小し、薬学部(定員660人)は引き継がない。併せて、加計学園のもつ流動資産は市に引き渡す。

 

現段階では市民の意向もあり、大学は存続させることが前提のようだが、加計学園側はどのように対応するのだろうか。市が提示する第一希望は事実上の「ゼロ回答」、第二希望の可能性はほぼない。ということで、縮小のうえ、公立化といったところだが、教職員のリストラ(退職)は避けられない。