幼児と内角の和 | わくわく!さんすう子育て~幼児さんすうインストラクター曽山桂子のブログ~

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生徒さんの中には、掛け算に興味を持つ子もいます。

教室では掛け算の仕組みや、式を作れるようになることを重視しています。

例えば、2+2+2+2から2×4という式が作れて、そして、九九は暗記しなくても、掛け算の表からその答えを見つけられれば、すごい!!という姿勢で掛け算に取り組んでいます。


そのように掛け算にも親しんでいる生徒さんの、先日のレッスンでのお話です。


その日、生徒さんがレッスン中に多角形の話や直角の話をしてくれたので、私は図形の「内角の和」の話を紹介しました。

大きな数字が好きな子なので、喜んでくれるかなと思ったからです。




正多角形の角度とその和を図に書いて見せたところ、生徒さんは予想どおりとても面白がってくれたので、正三角形、正方形から正五角形、正六角形と増やしていきました。

正七角形を描いたところで、生徒さんは「自分で計算する!」と言って、掛け算を筆算で行い、正七角形の内角の和720°を導き出しました。

これには私も驚いて、生徒さんもやったぞ!と、とても楽しそうでした。


掛け算や筆算ができるようになって、さらに、それらを使って、自分の疑問を解決する。

そんな生徒さんの姿がとても嬉しかったです。