昨年度最後のレッスンでは「立体パズル制作」を行いました。
賢人パズルをはじめ、様々な立体パズルをおもちゃ屋さんや書店で目にすることができます。
今回はそんな立体パズルを「自分で作ってみる」というアクティビティです。
パズルを解くのではなく作ってみると、パズルの見え方が違ってきて、とても面白いんです。
作り方を簡単にご紹介しますね。
まず、画用紙に立方体の展開図を印刷して切り抜きます。
このパズルには立方体が3×3×3=27個必要です。
今回は5色の画用紙を用意して、チョキチョキと切り抜きました。
切り抜いた画用紙で、今度はメラミンスポンジをひとつずつ包んでのり付けしていきます。
今回は1辺が2cmのスポンジを用意しました。
こうして、カラフルな立方体がたくさん出来上がったら、準備はおしまいです。
ここから子どもたちの制作が始まります。
まずは、小さな立方体27個を積んで、大きな立方体(3×3×3個)を作ります。
まだこの時点ではバラバラの積み木状態ですので崩れないようにそっと扱ってくださいね。
この時、同じ色が隣りあうように配置していくのがポイントです。
あとは、同じ色ごとにのり付けして、一つのパーツにしたら完成です。
完成したパズルの形からさかのぼってパーツを作っていく作業には、たくさんの発見があります。
このパーツはこんな形だったんだ!
こんなふうにパズルはできているんだ!
そんな「形や仕組みの面白さ」を知る。
それが今回のさんすう工作の目的です。
生徒さんはとても集中して取り組んで、出来上がったパズルを何度もバラバラにしては自分でまた組み直したり、お迎え来てくださったお母様に披露したりしていました。
「自分で作ったパズル」は生徒さんたちにとって特別なものになってくれたようです。