学力が高い子のおうち

平成29年度全国学力・学習状況調査。

今回は調査の中で、様々な質問が保護者にされています。

お父さんの年収・学歴・帰宅時間・単身赴任の有無

お母さんの年収・学歴・帰宅時間・単身赴任の有無

ほかにも

・自宅の蔵書数

・子どもへの働きかけ（テレビ等の時間のルールを決めたり、努力の大切さを伝えている等）

・子どもとの会話（毎日の出来事、時事、勉強、将来の進路などを話しているか等）

・教育意識（留学してほしい、自分の考えを伝えられるようになってほしい等）

なかなかデリケートな質問もありますね。

調査研究では、ここから子どもの点数と保護者の回答をシビアに切り取ってみていきます。

そうしてみえてくる「学力と家庭環境の関係」。

学力が高い子の家は

・お父さんが高収入

・お母さんが高学歴

・お父さんの帰宅時間が遅い

・お母さんが専業主婦

・学校以外の教育的支出が多い

・家に500冊を超える本がある

・テレビの視聴時間にルールがある

・朝ごはんを食べている

などなど！

たくさんの調査結果が得られました。

でもここで、各項目の1番いい成績群を寄せて集めて…

「高収入で帰宅時間が遅いお父さんと、高学歴で専業主婦のお母さんがいて、学校以外の教育的支出が多く、保護者が学習のフォローをしつつ、プライバシーを尊重し、家には500冊を超える本があり、起床・就寝・テレビやゲームの時間など様々な生活のルールを守り、地域や社会、政治の話をし、休日は文化・芸術・科学に触れて過ごし、将来の目標や理想について親子で共有している。

こんなお家のお子さんの学力が高い。」

なんてみると、大変です！

「うちではこれから何をしてあげられるかな。」

「どの項目ならすぐに子どもにしてあげられるかな。」

これまでの生活にプラスしていくヒントとして調査結果を捉えたいところです。

「うちはコレはできてるわ〜」と自分を褒めてあげるのもいいですよね！

ちなみに、私は、これまで息子とニュースについてあまり話していなかったので、これからは少しずつ、地域や色々な国の時事について家族で話そうと思います。

これなら、すぐにできそうです♪

お茶の水女子大学: 保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究

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