血流改善 | ストレッチクリニック ブログ

血流改善

こんにちは 
浦安スタジオ 曽我部です。  
血液の循環 
とは、心臓を起点に一定方向に流れ、全身を巡ることを意味します。
心臓から出る血管を動脈、心臓に戻る血管を静脈といいます。


動脈は弾性があり壁も発達していて、血管の太さを変える事が出来るので、血液の流入量と血圧の調整を行なっているのです。
各組織から二酸化炭素や老廃物を回収してきた血液は、多くの細い静脈が合流して大静脈になり、心臓に戻ります。
約1分で血液は全身を巡っていきます。

全身に送り出された血液は心臓に戻ってくるのですが、この戻ってくる量が増加する事で、心筋が伸ばされ その分収縮する力が強くなります。
すると心臓から出て行く血液量も増加していくのです。


しかし 静脈は動脈と違い、血管壁も薄く筋も少ないので、自ら収縮することができません。
静脈が心臓に血液を戻す方法として、骨格筋のポンプ作用があります。
骨格筋の収縮と弛緩に合わせて、その近くを走る静脈中の血液が心臓に押し戻されてゆくのです。


例えば、立ったまま、座ったまま等の同じ姿勢が長く続くと脚の筋肉のポンプ機能が低下してしまいます。 
すると静脈が流れにくくなり、静脈に血液が溜まり水分が漏れ出してしまい むくみ が起こってしまうのです。

むくみを改善する方法として、筋ポンプ機能を高める事が有効となってきます。 
凝り固まってしまった筋肉は、ストレッチで柔軟性を上げる。
身体のバランスを整える為にも、体幹トレーニングを行う。 
柔軟性を上げ姿勢を整えて行く事で、血液の巡りを良くする事が出来ます。 


寒いこの季節だからこそ始めてみましょう。