河合主水、激怒! |  超実戦護身術専門家、河合主水の”護身”ブログ

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今日は久々に切れてしまった(苦笑)。

ガラにもなく怒鳴った、怒鳴った、怒鳴りまくった(苦笑)。

それも奥さんと母親にである。

こんな事は久々である。

むしろ、必殺仕事人の中村主水の如く、「婿殿」と(笑)尻に敷かれている、コントロールされている私が怒鳴るのはめったにないのだ。

↓中村主水の婿殿シーン(仕置き後2分10秒スタート)↓


問題は、娘。

と言ってもやはり護身ブログ。治安に関して、である。


朝、調子が悪く遅くまで寝ていた(と言ってもSAS持ちなのでその間6回以上は何度も起きている。ようはほぼ寝ていない)私は、1階にいる奥さんから電話を受けた。

「子供がいないのよ~~~どこかいっちゃった~。とったカエルを側溝に離すとか言って」

「ぬあにいぃぃぃぃぃ!!!」

と飛び起きた私は、どうした?と聞くと少し目を離したすきに出て行ったという。

私は疲れ切っているのも忘れて、即座に車に乗り込んで猛ダッシュで近辺・遠方を探す。その間、10秒。

奥さんも次女を担いで近辺を探す。

宗家は自宅。

母親は先ほど出掛けたばかり。



いない、どこを探してもいない。

こういった場合、これらに絞られる。

1.不審者に連れ去られた。

2.側溝や川にはまって溺れている(当日は雨が降っていた)。

3.車にはねられて重傷、死亡。もしくは事件発覚を恐れた犯人がそのまま連れ去って遺棄。

4.遠方まで歩いて行っている。もしくは店や友人等の住宅へ入っている(長女がしたことがある)。

5.死角に入っているだけ。


1~3なら重傷ならまだしも生きている望みすら失せる。

そして実際、こういった事件は発生している。

必死で探すも見つからない。


車を走らせる私。

途中、帰宅途中の母親と会う。

「子供が見つからないぞ!」

「え?さっきまでいたでしょ?私すれ違ったよ?見てたんじゃないの?」

「どういうことや~~~~(怒鳴る)」車で突っ走る私。側溝や川をくまなく探しながら周辺もまんべんなく探しまくる。

娘は一人でコンビニに行った前歴がある(苦笑)。


途中、奥さんに会う。

「見つかったんか?」

「見つからないのよ~」

「そんな場合やないやろ~が!もっと深刻に考えろ~!(怒鳴る)」

車で突っ走る。

少し後悔する。

防犯カメラとGPSがこの日に限って切ってあった。

SASや体調のせいには出来ない。自己責任である。そして二度と起こさないと誓うも、時すでに遅し。

時間にして15分ほどしか経過していないが、後、15分で見つからなければ即、警察へ通報するだろう。

そして、悲嘆にくれる中、一報が奥さんから入った。

「今、家にいるわよ!」

家までぶっ飛んで帰る私。

ここから怒鳴りまくる。奥さんにである。

「お前は何やってるんだ!」と。

娘にでは無い。決して娘には怒鳴らない。

意味がないからである。

こういった事件の原因は親や子供を取り巻く家族である。


子供が被害に遭えば親が第一責任である。

勿論、私にも責任がある。ただ言い訳を言わせてもらえば一晩中熟睡していない状態である。

はっきり言って、ここ数日は寝ていない。

もうすぐ1泊検査入院となり治療も始まるが(先生に早急の対応を懇願したが期日は変えられず)、現時点では注意力も散漫である。

ただこういった状況でも身を守ることは出来るし、家族を守ることも出来る。SSR護身術を知っているからである。

だが、当然ながらこういった状態では家族の協力も不可欠である。

よって、どんな状況下であっても絶対に子供から目を離してはいけないのだ。

結局は、奥さんの護身意識の欠如さにがっくりした事もあり(護身術を知っていながらも)
、また頭の中で言い訳を作っている自分にも嫌気がさしていたのも事実である。

だが、犯罪は気を抜いた時にやってくる。よって決して気を抜いてはいけないのだ。

そして、結局、長女はどこにいたのか?

そう、5番の「家と家の間の死角に入っていた(物凄く小さな側溝がある)」が正解であった。それも目と鼻の先である。

娘には問題が無い。

子供は悪気があってやっているのではない。問題は私たち大人なのである。

昔だって、子供たちばかりで出かけてドブさらいや、川遊びをした経験は腐るほどある。

ただ言わせてもらえば、私たちの時代は神戸事件のような子供を誘拐してバラバラにするような事件はあまりなかったし、声掛け事案も今ほどなかった、そして何より交通量もあまりなかった。
また、昔の子供は自然と遊ぶことが多く、間違って溺れるような話はあまり聞かなかった。

だが、その反面、今の時代、簡単に子供から目を離して放任主義宜しくやっている時代ではない。

異常犯罪もあれば、交通量も多い。そして側溝や川などはまって溺れて亡くなる事件も多い。

私たち親=大人がしっかりと見ていなければいけないのだ。

長女は泣いていたが私は優しく問いただした。

「なぜ一人で行っちゃいけないか分かるか?ちょっとダディと一緒に来なさい」

そう言ってネットで事件の数々を見せた。

当然、衝撃的な写真は絶対に見せていないが、どんなことがどうして子供たちの身に起こったのか詳細に話した。

事件の被害者の顔、犯人の顔、事件現場を見せた。

もちろん、交通事故現場や溺死現場などを見せた。

なぜ起こったのか。

どんなことをしていて起こったのか。

普段こんな話はしっかりとしていないので(ひょうきんでおちゃらけが多いので)、私のもう一つの顔にびっくりしたかもしれない。

でも、そんなことは言っていられない。

なぜなら娘の事を失いたくはないからである。

今回の件で娘も分かってもらえたと思うし、奥さんも納得してもらえたようだ。

私も今回の事を教訓とし、セキュリティを前にも増して万全にやっていきたいと誓うのであった。



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