腸内環境と脳 | りょうのブログ

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CRF1000L AfricaTwinに乗ってますが、オフロードは走らない『丘オフローダー』です。筑波やもてぎでたまにレース参戦してますが、選手権はもう出ません。

先週の勉強会で、腸内環境を整えると脳に作用するって話から、慶応大学の何とかって教授が、多動症障害などに腸活が友好的だって書いてる書籍を読んだって話を聞いたんです。

確かに腸は第二の脳と言われてるけど、そうなの???って思ってました。

すると、土曜日に密林地帯(アマゾン)から本が届きました。





なるほど、コレを私に読めって事ですね?


で、早速読んで見ましたが、この本の「はじめに」って前書きを読んで吸い込まれました。(笑)


この本、面白い!!!


って言うか、この著者、面白い!


簡単に説明すると、発達障害(自閉スペクトラム症=ADSや多動症障害=ADHD)とHSP(敏感すぎる人達)、そして見分けのつけにくいグレーゾーンの人達に腸活をしたら、中々良い結果出たって言う話でした。


本を読み進めていると、パーキンソンの方にメネシットを使っても中々改善されない人は、腸活をすると良いって話も出てきました。


そのメカニズムも書いてあったんですが、なるほど、そんな患者さんうちにも居るな~?って思ったんです。

過敏性腸症候群の方で、ウチで腸活を始めた方が居ましたが、腸活を始めた理由は別で、飲んでいくと、睡眠障害がまず解消されて、過敏性腸症候群の症状が緩和されたって言うんです。


腸の中で短鎖脂肪酸が培養されてるからかな??? って思ってたんですが、そんな簡単な話では無かった事が判明…


発達障害の患者さんにもかなり効果的で、腸内細菌って本当に大事なんだな~?って思いました。


この腸内細菌のエサって言うのが水溶性食物繊維なんです。

腸内に菌を入れるのが、プロバイオティクスって言い、その腸内細菌のエサを入れる事がプレバイオティクスって言うんです。

腸活をやってるメーカーって、このプロバイオばかり注目してますが、この本を読むとやはりプレバイオの方が大事なのかな?とも思います。


先日も、ウチで腸活を始めた方で2か月を過ぎた方が居ましたが、この方は食事制限をあまり出来なかった方で、体重98㎏から90㎏くらいまでは下がったそうですが、奥様の話では、以前より集中力が上がった気がするとの事です。


腸内環境をよくすると脳に影響するんだな~?と思いました。


ぜひ、この本を読んでもらいたいな~って思いました。



ウチに来る患者さんで、ADHDのお子さんを持ってるお母さんが居るんですが、この方の息子さんに飲ませて見たいですね~?

まずは飲んでくれるか?なのと、自分で改善したいと思ってるのか?が重要ですがね???



ちなみに、







この方は、体重15㎏減ったそうです。


この方は心房細動で3回オペ(アブレーション)してるので、本気で痩せないとダメぢゃね~?って事からプロバイオとプレバイオを始めたんです。

それが今年の3月だったかな???


36インチのパンツが、今では頑張れば30インチのパンツも履けるって言うんです。(爆)


腸活って奥が深いと思いました。