私は いつも 重い 重い 仮面を付けて歩いている。。。
それは 小学校に上がる前から ・・・
両親が小学校に上がる前には この顔の右半分にある赤い痣をどうにしかしたくて 色んな人から情報を集め 1つの大きな大学病院にたどり着いた。
しかし 当時まだこの 病気の研究は進んでおらず 治療法は移植しかなかった。
移植は幼い私には負担が大きすぎると 両親は断念した。
しかし そこの病院で痣を隠す化粧がることを知り 母はその化粧品を手に入れて 幼い私に 右半分だけ化粧をした。
母は外に出る時は 必ず私に化粧をした。
幼い私には それが負担でしかなかった・・・
隠せ 隠せと育てられ いつしか この痣がある顔は人には見せては行けないものなんだと 思うようになった。
母は私がいじめられない様に きっとそう言ってくれたんだと思う・・・
でも 幼い私には その親心がわからなかった。。。。
小学校に 上がり重い仮面をかぶって 私はいつも登校した。
でも 右側半分の化粧は子供の目から見ても不自然で いじめられた。。。
でも その事を両親には言えなかった・・・
いじめにあっている事なんて どうしても言えなかった。。。
両親が悲しむ事は目に見えていたから・・・
私が5年生くらいの頃 新しい治療法が見つかったと 病院から手紙が来た。
私も両親も 嬉しくて 県外にある大学病院まで足を運んだ。
胸を膨らませ 私の心は高鳴った。。。
それが レーザー治療だった。
しかし まだ実験段階で成功するとは限らない もしかすると ケロイドのような傷が残るかもしれないと先生は言った。
それでも父は その賭けに乗ってみた。
結局結果は・・・ 5cm角くらいのケロイドの傷が残っただけで終わった。。。
鏡を見ると 醜い傷跡が残っている。。。
痣は化粧で隠せてもケロイドは何をしても隠せない。。。
先生は 後2・3年したら 新しいレーザーが開発するかもしれないので それまで治療を待ってみては? そう言った。
中学に入り いじめは もっと激しくなった。。。
少し人と肌の色が違うだけで 少し顔に傷があるだけなのに 人間扱いされない・・・
まるで 化け物でも見るような 冷たい目・・・
視線が痛いほど 胸に突き刺さった。。。
酷い言葉を吐き捨てて 笑っている。。。
その 笑い声が 耳元で聞こえる。。。。
うずくまって SOSと叫んでも 誰も気に留めない・・・
誰にも 聞こえない・・・