就活生たちへ
新卒採用現場の現状を分析すると分かる事がある
例えば大手企業の採用・選考では
採用人数に対して何十倍もの母集団を確保し
そこから段階的に学生を削ぎ落としていく方法をとる。
つまり50名採用するために
1000名以上の母集団を確保するんだよ
採用担当者の多くの時間は嫌な言い方をすれば
"950名を落とすために"使用されてる”とも言えるんだ
（まぁ最近はシステム化により簡素化されてるけどねぇ・・）
本来、採用って欲しい人材を採るための活動だから
「落とすための選考」は正直、時間の無駄だよね・・
でも、そうでもしないと採用が終了しないのも現実なんだ。
ところがだよ・・
苦労して採用した学生たちが
いざ入社した後「まるで仕事に使えない」
・・と、そう判明するのはよくある話でね
実際ボクも経営者から嘆かれることが多々ある。
しかしそれも当然な気がするんだなぁ。
少し厳しい言い方をするなら
人事側に必要とされる良い人材を見分けるだけの
裁量や眼力が残念ながら不足してる方々がいらっしゃる・・
そして沢山の情報に溺れる就活生たちは
「優れた社会人」ではなくて
「優れた就活生」になる為に
必死に見当違いの努力を重ねている、
実はそんな学生群も多い。
そこを見抜けない企業側は「優れた就活生」を
自社に必要とされる良い人材と勘違いをし採用に至り
その結果、いざ入社した後「まるで使えない人材」と言うオチとなるんだ。
これが解消されない限り
いつまでたっても企業側と学生側の不幸は消えない。
確かに最近はITを駆使したり
いろんな採用・選考公式が誕生してるが
この悪循環の形式は未だ採用現場に残っている、これも現状です。
就活生たちに理解して欲しいのは・・・
「優れた社会人」になる為の自分を企業へアピールして欲しい
「優れた就活生」なるための勘違いは止めよう・・
「優れた就活生」になる為に
偽りを養いカッコばかり付けていてもしょうがないよ
例え偽りを養い上手く企業に入れたと仮にしても
キミの中に「本気の志望動機」や「目指すべき自分」や
「仕事と本気で向き合う気概」が生まれていなければ
本当に「まるで使えない社員」になってしまうんだ！
そうなったらキミに明日はないぜ！
「優れた社会人」になる為に
「何ができるか」を知り
「なりたい自分」を想像しよう！
そんな自分が形成できる職種や企業を考えてみよう！
そしてそこで何を目指したいのか何がやりたいのかを発信してみよう！
・・・それが本来のキミの姿なんじゃないかな？
そんなキミを探してる
そんな企業と握手出来たらいいね
そうすれば企業側と学生側の
無駄で奇妙なミスマッチは生まれない。
そうボクは思うよ。
これは決して理想論ではないんだ
学生側と企業側、その相互間の襟元を正せば必ず成立します。
BYあしなが
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