オリジナルの絵とか、漫画とか、音楽とか、珍しいものなど《妄想印象派》

脳内にて、東京藝術(芸術)病院 多摩美術病院 武蔵野美術病院 女子美術病院に勤務


テーマ:
霹霹乐翻天


霹霹乐翻天_2.jpg

This New Cable Channel Will Teach Young Children Mandarin


【総監督】(总导演)

ワン・チェン(王辰)

【脚本顧問主任】(文学总顾问)

ジェン・ユェンチェ(鄭淵洁:郑渊洁)

【スタジオ】

長春銘諾文化伝播有限会社(长春铭诺文化传播有限公司)


第1話

動画はコチラのリンクから


中国のアニメって、物凄い数ありますね。

でも、その殆どが日本に入ってきません。

日本に紹介されません。

だから、私が取り上げるのです。


今、日本と中国の間が政治的にキナ臭くなっているようです。

反日の問題とか東アジアの平和問題について、

真面目に考えております。

でもそれは取り敢えず置いといて、中国アニメを紹介しましょう。


このアニメ、実は、2008年頃だったかな?

5年程前に既に発見しております。

どうして紹介が遅れたのかというと、情報がよく分からなかったから。

中国のアニメは、Wikipediaなどの情報頁が作られていない事が多い。

また、YouTubeに出ていないからというのも理由として大きいです。

以前、中国の動画サイトが視聴出来なくなった事があって

調べられなかったのです。

以前紹介した中国アニメも、当時はYouTubeに出ておらず、

中国の動画サイトにしか出ていなかったのを取り上げたりしていますけど、

今回紹介するアニメは、いまだにYouTubeに出ていない様です。


さっさと取り上げないと、他のブログで先に取り上げられてしまいます。

『ウサギのルーイーの紅い石』(如意兔之红晶石』)という、

擬人化されたウサギの格闘アニメがYouTubeに出ているのを

2012年の9月頃に発見していたのですけど、

もたもたしていたために先に他のブログで取り上げられました。

まあ、どっちが先に取り上げたかなんてどうでもいいのですが。


このアニメについては今でもよく分からない事が多いのですけど、

取り敢えず取り上げます。


このアニメは、要するに、

スーパー戦隊シリーズのパロディギャグアニメです。


霹霹戦隊(PP战队)と名乗る4人の戦隊ヒーローで、

主人公は、ピーピー(PP:霹霹)と名乗るラッパーの様なパンダで、

コスチュームは黒。

太った巨体の熊の女はピーチン(P筋:霹筋)といって、

怪力の持ち主。

普段は、レオタードの格好をしています。ダイエットしているようです。

コスチュームは桃色。

見るからに上流階級然とした虹彩異色症(Odd-eyes)の猫は

ピークー(P酷:霹酷)といい、

俊足の持ち主で、コスチュームは薄紫。

タヌキのピータン(P蛋:霹蛋)は、

変身する能力があり、コスチュームは緑。


その彼らには、

師匠である豚のロンシーフー(龍師傅:龙师傅)がついています。


麻辣郑


パンダの着ぐるみを着たスキンヘッドの人物マーラージェン(麻辣郑)は、

実は実在の人物で、シナリオの顧問を務める、

ジェン・ユェンチェ(郑渊洁)という人なのですが、以前紹介した、

ミッキーマウスの劣化コピーみたいなネズミ2匹が、

それぞれ玩具のヘリコプターと玩具の戦車に乗って冒険するアニメ

『シューカーとペイター』(舒克和贝塔)の原作者だったりします。


第5話「英雄资格认证」(英雄資格認証)

には、蛙の忍者が悪役として登場します。

動画はコチラのリンクから

日本に対抗意識持ってますねェ~。


霹霹乐翻天_4.jpg


変身する時、

例えばPPの場合は「俺はパンダ~!!」(我是熊猫~!!)

と叫んで変身します。


主題歌を聴いていると、

『ひみつのアッコちゃん』のエンディングテーマである

『すきすきソング』(歌:水森亜土)を思い出してしまいます。

というのも、歌の雰囲気や歌声がどことなく似ていると思ったからです。

亜土たんの歌が好きです!!


中国には、他にもスーパー戦隊のパロディアニメがあります。

『ハッピー・ベイビーのハッピー・スーパーマン』

(开心宝贝 之 开心超人)

という、二頭身のSD(スパーデフォルメ)戦隊ヒーローです。

ゆるキャラに赤ん坊ヒーロー『ナガヤマン』というのがいますけど、

それに近い。

このアニメについては、又別の機会に・・・。


◎日本の漫画・アニメ等からの影響と思われるもの

中国のアニメは、1980年代頃から、

日本のアニメの影響を強く受けるようになりました。

アニメーション処理の語法からしても明らかです。

例えば、唖然とした時の、記号的汗マークとか、

必殺技等の時の目まぐるしい感じの背景など。

このアニメも例外ではありません。


特にそう思ったのは、“デベソ”描写です。

豚の師匠のロン・シーフーや、タヌキのピータンなどがそうですけど、

(ピータンは、通常は腹チラ程度で、たまにヘソチラ。)

(追記:ピーピーやピークーまでもデベソなのが判明)

こういうデベソというのは、元々日本以外に無かったものです。

臍を×の形に描く事自体、元々日本だけでした。


龙师傅


霹霹乐翻天_6.jpg


というのも、元々ヘソの形は×の形に見えないではないですか!!

だからなのか、

昔の海外の漫画やアニメで×の形のヘソが描かれているのを

全く見た事がありません。

大抵、丸か点です。

何故×の形なのかというと、恐らくですが、

浮世絵の人物から来ているのかも知れません。

浮世絵の人物のへそが×の形なのです。


中国といえば、

夏になれば「へそ出しのおっさん」が名物(?)らしいですが、

年配の男性のへそ出しなんか、誰も喜ばないと思います。

敢えてリンクは貼りません。

画像検索すれば出てきますから。


リアルなデベソ(臍ヘルニア)というのはリアルで見た事が無いので、

たった今画像検索で見てみたのですけど、

日本の漫画のデベソとは形状が違います。

日本の漫画の×型のへそ描写は、

出っ張っているいないに関わらずリアリティを感じません。

現実離れしたへそを描く

日本人の想像力の豊かさを改めて思い知りました。

その日本の漫画のデベソ描写が、

中国のアニメに出てきたわけです。


中国アニメのデベソ描写と言えば、

中国の子供たちに大人気と言われる、

『シーヤンヤンとホイタイラン』(喜羊羊与灰太狼)

の敵役であるホイタイランも、まさしくそうですね。


もう一つは、タヌキのピータンについてです。

「中国に化け狸の話はあるのだろうか?聞いた事無いな」と思い、

調べてみた所、日本の民話・伝説にはありますが、

中国には無い様です。

中国語のWikipediaですら、日本の妖怪と紹介されています。

化狸 - Wikipedia, 中国語

つまり、ピータンの設定は、

日本の化け狸の影響と考えて間違い無さそうです。

「ドロン!!」という描写自体、明らかにそうでしょ?


それから、日本の漫画や絵本では、

タヌキがやたらとヘソ出しルックで描かれる事が多いですけど、

ピータンの腹チラは、それを意識したのだろうか?とも思いました。


『おバカなネコ』(阿笨猫)

というアニメの

第26集中半『カラオケの真似』(仿真卡拉OK)

に出てくるタヌキなんかは、

露骨にヘソ出しルックです。

動画はコチラのリンクから


阿笨猫26.jpg


中国の動画サイトなのに、

何故広告映像に日本語の歌『ユメセカイ』が出てくるの?


私は、「中国動物アニメにはやたらとヘソ(腹)出しルック描写がある」

と言い続けていますけど、『おバカなネコ』第26集には、

前半にも中半にも後半にも出てきます。

何せ、主人公からしてそうですから。

このアニメについても、また別の機会に・・・。


【追記】

2、4、6、7番目の画像を追加。

2つの「霹霹乐翻天」の動画リンク貼り直し。

「英雄資格認証」が第5話の所を誤って第6話と紹介していたので訂正。

文中の「追記」を追加(2017/4/16)




【関連記事】

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