上げ膳・据え膳 ジャパニーズのクレーム | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

旅の始まりに見た光景

 

それはチェックインのカウンターの列にいた

中年女性の大声の文句の声と姿です。。

友人に電話しているようでしたが・・・

 

「ねぇ、ほんと〇〇航空って最低よ!!!

カウンターにたった4人しかいないのよ。

信じられる?こんなに客待たせて失礼よ。

客をどんだけ待たせればいいわけ?

官僚や役所と同じじゃない!!

ふざけないでほしいわ!

ホント腹立つ!!!」

 

まわりにダダ洩れの大声。

愚痴というクレームですが

聴かされる友人も嫌だろうなぁと

つい同情しました。。

 

その方の問題の本質は

先が見えない順番待ちという時間のストレス。

不安と恐怖で感情が爆発しただけです。

 

愚痴や文句はディストレスなときに出る

そのストレスサインの初期の症状。

 

日本人は待てない民族ですから

その方の気持ちわかりますよね?

 

でも、

自動チェックイン機はたくさんあって

ガラガラなんです。

 

クレームを言いたい気持ちは

よくわかりますが

上げ膳・据え膳の今までのサービスは

人件費がかさみます。

 

その方の待ち時間はたぶん15分~20分。

今はパスポートだけで情報がすぐわかるので

以前より手続きの時間は短縮しています。

 

そして

セキュリティも出国審査も全て代わり

手続きはスピードアップしています。

 

出国手続きは

もう殆ど並ばずたくさんある顔認証の機械の前に

少し立つだけで終了です。

 

時間に対して感じているクレーム。

実は、自動チェックインするだけで

感じなくても良いクレームです。

 

その女性が次回自動システムを使うか否か

それは私には分かりませんが

人の手を介した上げ膳・据え膳のサービスは

今やどんどんなくなりつつあり

 

全て機械化した後は

時間ではなく「使い方がわからない!」

というクレームになるだけなのかも。

 

なんてことを妄想していたら

待ち時間は、あっと言う間でしたとさ(笑)

 

 

クレームの多くは

感情的で一方的です。

 

接客業をやっていると

色々なクレームにn対応しなければいけません。

 

クレームは言われるほうは

かなりのストレス。

 

そんなときは

この新作漫才で笑い飛ばすのも

ストレスマネジメントとして有効です。

 

私は・・・爆笑しちゃいました。