未来を創造する人、過去に縛られる人 | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

「未来」が話題になるか

「過去」が話題になるか

皆さんの会話はどちらが多いですか?

 

今朝のNHKニュース。

日本の焼き肉店で働く

外国人アルバイトの方々の意欲とチャレンジ。

一日だけ店を運営するチャレンジ。

 

彼らがキラキラした目で

自分から提案し目標を作り実行している話。

気付きの多い素敵な内容でした。

 

何より目がキラキラしていて

アルバイトの意味や価値は

お金だけではないです!という彼らに

私は心が動きました。

未来をこうしたいとアイデアを出すと

いつも過去の事例で否定されがちです。

まず否定から入る会話は収縮していくだけです。

 

アイデアはどんどん委縮し

最後には根回しを要求されるか

書面で正式に提出するよう促される。

これは私の実体験です。

 

CA時代アイデアをたくさん提案しました。

幸い良い上司に恵まれ

ぶっ飛んだ提案にも耳を傾けてもらえ

最終的に社長表彰につながりました。

 

しかし実際は、何かを提案しても

批判する上司や怪訝に思う上司のほうが

はるかに多くいました。

 

そういう上司のときは

説明や説得にいつも疲弊しました。

未来を想像するのが苦手な上司達には

私は、ただ面倒な部下だっただろうと思います。

ニュースで見た外国人アルバイトの方々も

外国人アルバイトだけでお店をマネジメントしたい!

とお店に提案したとき一般的な日本人なら

怪訝な表情をするだろうと思います。

 

この怪訝な表情こそ

過去に縛られることが好きな人が

よく見せる表情です。

 

スタンフォードの心理学実験で

会議を楽しく活性化させる方法と

会議をつまらなく収縮させる方法の実験を見ました。

 

そのときの決め手は

相槌の仕方と顔の表情やジェスチャーでした。

 

これは私も研修でよくやるのですが

このワークショップで

こんなに簡単なことで意欲がアップすることを

皆が納得してくれます。

そろそろ

過去を縛られ「失敗を避ける癖」に囚われない

未来を想像して失敗を課題に変え

応援したり促したりチャレンジを受け入れる

そんな新しい上司が増えてほしいです。

 

いえいえ

今朝のニュースでは

すでにそういう新しいリーダーたちが

世の中に表れ始めているということかもしれません。

 

なんだか

未来が楽しみです。

人間の脳とコンピュータはとてもよく似ています。

しかし、大きな違いがあり

それはシナプスの働きのようです。

 

ニューロン同士を接続するシナプスは、

さまざまなことを経験したり学習することで

それを記憶し、変化しますから

新しいことにチャレンジして失敗しても

 

脳はシナプスが活性化します。

 

SIRUPは新しい分野の音楽。

私の脳は活性化してくれる

といいなぁ・・・・。

 

明後日が楽しみ♪