得意に安心するべからず!好きこそ、あなたを飛躍させる!! | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

私がテニスに夢中だった頃。

 

とても上手な若い男性がいて

教えて貰っていました。

 

その彼が曰く。

 

「僕ね、実は運動全くできないんです。

体育は2だったときもありました。

しかも、テニスもすごく下手だった。

最初テニス教室に通った頃。

最悪のど下手っぴでした。」

それは

彼が優勝した日に聴いた言葉だったので

思わず耳を疑いました。

 

「でも、僕下手だから練習したのではないんです。」

と彼が続けました。

 

「とにかく、めちゃくちゃテニスが好きだっただけ。

一つ一つ、テニスの色々なプレイができることも

すっごく嬉しかった!!

無我夢中で練習したんです。」

彼は優勝するために練習してきたのではなく

単にテニスが好きだっただけ。

 

なるほど・・・。

 

なんだか人生の大切な本質を

教えてもらった気がしました。

 

私には

深く納得する部分がありました。

 

私はコミュニケーションが大の苦手。

 

人前で話すことは死ぬほど下手でした。

それが小学校時代の私です。

人前は緊張して何も話せなかったし

とにかく引っ込み思案で消極的。

 

小学校のとき私からは

今の姿はたぶん誰も想像できません。

 

アドラー心理学では

コンプレックスについて述べています。

 

アドラーが診察していた場所には

サーカス団の団員を診察していたそうです。

 

彼らの話を聞き

彼の殆どが身体的機能に問題を抱えていたことを

アドラーは知りました。

身体的機能が彼らにあるなんて

観客には信じがたいことです。

 

空中ブランコも綱渡りも

身体的機能が普通でも

出来ないです。

 

なんだか

テニスのコーチの話と通じていますね。

 

私は、幼いとき

人と関わることにかなりの困難があり

とにかく集団行動が苦手でした。

 

ひとりの方が楽しかったです。

研究したり考えたりするのが大好き。

独自のアイデアを生み出すことが好きでした。

 

今は

コミュニケーションは出来ます。

 

強みテストでも

職業適性検査でも

コミュニケーションと社交性は

良い評価です。

 

でも

理由は、CAの仕事が好きだったから。

28年もやってから。
それだけが理由です。

 

人前で話すのは

調べたことや、自分の気づきを

人に話すのが単に面白いから。


講師の仕事は

お金を稼ぐ時間より

勉強して調べることの方に情熱を感じ

面白いことを思いついたら

セミナーで伝えているだけです。
 

機内の仕事も

講師の仕事も、

常に自分が面白いし、楽しいことしか

していません。

 

だから集中できる面白いです。

 

学校の勉強は

好きなことしか点数よくなかった。

先生がかっこいい教科も

頑張った気がします。

 

人間って・・・単純ですね。

もし

得意なことを選んでいたら・・・・。

果たして今何をしていたでしょう。

 

妄想してみるのも面白いです。

 

 

パプリカの曲とNHKがどう関係しているのか

私には全くわかりませんが

 

パプリカの曲が好きで

「明日も晴れるかなぁ」とつい口ずさみたくなります。

 

小学生も踊っているんだとか。

歌詞が好きなのかなぁ。

 

何だかSMAPの「世界で一つだけの花」

みたいに一気に広がるのでしょうか。

 

好きに理由は要らないです。

好きなら、夢中になれる。

出来ないことも出来るようにする努力は

苦ではない・・・と思います。