ターニングポイント | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

季節が変わるように少しずつ人生も変わっていきます。
自分も自分の環境も、一瞬も同じではありません。

自然界には何か大きな決まり事があるのかもしれません。
宇宙には逆らえない何かがあります。

変化する瞬間は、その時が来るまでもがいても上手くいきません。
何かが寄り集まったときにふっと変化は起きる気がします。

何かが何かに変わるということは
何か三つのエレメントが変化してチャンネルがあったとき。
そんな気がします。

例えば、
色の三要素は、「色合い」「明るさ」「あざやかさ」。
色は赤から急に青にはなれません。
黒から白にもすぐ変わりません。
薄いピンクのから一瞬で鮮やかな赤にはなれません。

音の三要素は「高さ」「大きさ」「音色」
興味深いのは色の三要素と似ている点です。
音色=色合い(色相)
高さ=明度(明るさ)
強さ=あざやかさ(彩度)

色も波長、音も波長
何かの波長がチューニングが合うと
変化として認識できるんだと思います。

では、人間の三要素はなんでしょう?
あたま・こころ・からだ?

試に検索してみたら
「知性」「感情」「意思」という方もいれば
「知性」「力」「美しさ」もありましたが
「食う」「寝る」「遊ぶ」もありました。

私は個人的に
「状態」「気づき」「調整力」のような気がします。

変化したくても、智慧や知識がなかったり、
心が揺れ動いていたり
不健康のときは変化は難しい気がします。

又、自分が変化するときだと気づかなかったり
気付けないか、気づきたくないときは
アダルトチルドレンのように変化を止めてしまうし

気付いて変化しても
環境や境遇に順応する調整力がないと
変化しても上手くいかないから変化が始まらない。

これらのチューニングがピッタリあったとき
変化したくてたまらなくなり、一瞬で人は変わる。

セミナー中は、受講生の方が変化していくことが多いので
こんなことを考えながら眺めています。

執着を手放し、自分を解放するときが人が変化のときでしょうけど
潮が満ちるように、そのタイミングは慌てると上手くいきません。
講師にできることは、急かすことではなく
変化を信じることだけ・・・。

私にはそれしか出来ません。
波長の法則ではないのですが、自然界や宇宙では
波長を乱れたまま起こす変化はうまくいかない気がします。


今日も誰かのターニングポイントの日・・・
かもしれませんね。

そんな誰かのためにも
今日も最高の佳き日になりますように。