仙台 石巻 気仙沼 釜石 そして岩手 | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

震災の時 仙台と石巻の歯医者さん2人の友人をとても心配しました

私はお台場で心理学セミナーを勉強していて
その会場で勉強中地震に遭遇
そのまま仲間と帰宅難民になりました

ビルの床に着の身着のままで寝てしんどかったけど
TVから流れる仙台と石巻の映像みたとき背筋が凍りつきました

2人ともその心理学の学びの仲間で
尊敬する友人です

無事が確認できた時はどんなに嬉しかったか・・・
その後の2人の苦労は今も考えると胸が痛いです

歯科医という職業が背負う辛さで
多くの方の身元は友人達のカルテと彼らの記憶で確認されました

何か品物を送ろうとか
お金を送ろうかとか

でも、そんなものじゃない何かが出来ないかと
悩んだ1年でした

一足先に22日ノフェリーで仙台に入ります

23日に先に友人の歯科医院に行き
スタッフの皆さんにS-レッチングを伝えてきます

院長先生は友人で女性ばかりの医院ですから
話したら皆喜んで待っててくれているようです

お金でも物でもない何かって何だろうと
ずっと被災地でできる事を考えて探していました

コミュニケーション心理学は専門ですが・・・
そんな事より先に役立つものはなかなか見つかりませんでした

自分の身体でSSSで経験して
少しでも被災地で伝えたかった

インストラクター募集を知ったのはもうアカデミーが始まってからです
ギリギリに参加しましたが、迷わず補講から参加した理由の一つは
この事でした

だから
こんなに早く実現するとはビックリです

コラボでやっている危機管理・リスクマネジメントセミナーが開始する一か月前に
偶然震災があり、受講者が増えていきました

そのセミナーを計画し開催を決めたのはその半年前でしたが
どうしても今必要な気がして皆でやろうという事になり 

CSR活動として今もJAPAでやっています
そのご縁で札幌で地域防災シンポジウムをお手伝いしました

その時の北大の定池先生の映画のスクリーンと同じ大きさで見た
被災地の現実は胸を抉り、司会者なのに泣きそうになりました

気仙沼と釜石に関して
地域防災シンポジウムで色々な話を聴きました

だからこの目で確認しなければ
私はリスクマネジメントを伝える資格はないと思っていました

実は、「津波てんでんこ」こそ
私がコミュニケーション心理学のセミナーで目指しているものと同じですから
それは又今度ゆっくり書きます

釜石の奇跡の元になった津波てんでんこは
S-レッチングの本質とも重なっています

S-レッチングはシンプルで速攻性がありますが
継続して身体に覚えさせて、身体はその意味を忘れません

だから東北の方はすぐ理解できる筈

岩手にも私のコーチングの最初のクライアントさんがいます
中学の先生で志の高い先生です

コーチングは守秘気味がありますが

コーチング中、こんなにも純粋に生徒を
想っている先生が日本にいる事を知り

魂が揺れました

気仙沼から始まり・・・石巻にも岩手にもいつか行きたい

1年たって
Sレッチングを知って
アカデミーで学び
ようやく出来る事です

兼子さん・・・Sレッチングを創ってくれて
アカデミーを創ってくれて

本当にありがとうございます


S仲間の皆さん
気仙沼で会いましょう