眠れぬ夜のために | 酒巻修平のブログ

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父母の二人から生まれた人は二元的で表裏、善悪などが一人の人に併存します。体験および思考を通じて、人の体や精神作用、社会現象を表裏から観察、分析、統合します。

 不眠という悩みは記録によると4000年前にはもうあったらしい。癌という病気より人を苦しめてきたということでは先輩格だ。

 

 古今東西の偉人も睡眠との戦いを強いられていて、眠りということの本質を知ることは人間に取ってとても大切なことだ。

 

 動物には不眠症はない。我が家の猫は昼間も寝ているので時々悪戯で起こしてもその時だけ起きるだけでまたすぐ寝てしまう。

 

 肉食動物はどうも夜活動するのが多いようだ。とすると睡眠とは夜取るとは限らないということになる。

 

 多分遺伝的に太陽の有無と関係して睡眠という行為が設定されていると思われる。人に取っては太陽がない夜に寝る方が健康的だと解釈しても良さそうだ。

 

 ほとんどの人が夜寝るが中には夜にはあまり寝なくて昼間に補う人もいる。夜働く人や精神的な作用で昼間に寝なければならない人には気の毒だが睡眠は夜取るようにしたい。

 

 天才は一種の異常な脳の状態を持っている人とも言える。一度聴いたら忘れない人、長時間思考という作業を続けられ人、今までに情報がないことを創造できる人などは一種の病気ではないかとも思ってしまう。

 

 彼らは睡眠に関して常とは違うことをしてそれが生活や仕事に影響を及ぼすことが多い。そのお陰で偉大な仕事をすることもあるだろう。

 

 異常な睡眠はもしかしたら人類文化の進展に貢献したかもしれない。だが一般人に取って異常な睡眠は生活の妨げになるし、その人たちも異常な仕事の仕方をしたくないだろう。

 

 考えてみると異常な睡眠は脳と大きく関わっているようだ。もう少し拡大解釈すれば睡眠と脳の作用は同期しているとも言える。

 

 だからまともな睡眠をするにはまともな脳の使い方をしなければならない。だがまともとは何だろうかという問題が新たに発生する。

 

 これは案外簡単に分かるだろう。人の体が設計された通りの行動をすることがまともなのだ。朝起きて昼間は働き、夜になると寝る。空腹を満たす程度の食事をしてある程度の運動をする。

 

 そこには運動という要素が入ってくるのではないか。考察すれば天才はどうも運動しないのではないか。まさか一般人が運動をしないなら天才になれるとは思わないが天才はどうも運動のイメージがなさそうだ。

 

 脳に行く血液の量や酸素が多ければそれは活動的で睡眠とは逆の作用であろう。であれば睡眠に向かって脳に行く血液と酸素の量を加減すれば良いではないか。

 

 すなわち眠るには物を考えないことだ。座禅はその良い手本かもしれない。ものを考えると坊主に叩かれる。私はそんなことをするのはごめんだが、もしかすると健康な睡眠をするには座禅のような修行をすれば良いかもしれない。

 

 ストレスを抱えていれば当然脳を最大限に使うだろう。そうすると次から次へものを考え、眠れなくなる。

 

 睡眠中は体内の各器官が休息する。脳もそうで脳が活躍すれば眠ることができない。どうすれば脳を休ませることができるのだろうか。

 

 それには運動をすれば良い。だがベッドに入って運動をすることはできないのでせめて脳に運動をさせれば良いのではないか。

 

 だが自分の得意な運動に関係してくると脳は活動をしてしまう。ゴルフが好きな人がゴルフのことを考えると脳が活動してしまい、眠れなくなること必定だ。

 

 私はマラソンや相撲を見ることが好きだ。だが私にはそんなことをする体力も能力も意思もない。だが見るのは好きだ。眠るための好条件がそろっている。

 

 まずマラソン選手に私がなる。20kmくらいまでは私を含め20人くらいの選手が先頭集団にいる。だがそこからは早くて持久力のある選手が集団を引っ張り後はこぼれていく。

 

 当然アフリカ系の選手は何人もその中に含まれているだろう。だが日本人選手も何人かはいる。

 

 30kmでペースメーカーが離脱すると後は本当の闘いが待っている。給水のタイミングでアフリカの主力選手が前に出た。それに2人やはりアフリカ系の選手が続く。それまでいた日本人選手は私以外全員こぼれていった。

 

 32kmで先頭の選手がスピードを上げると私も少しずつ遅れる。だが70mくらいの差では付いていっている。34kmになると2人のアフリカ選手も落ちこぼれ先頭の選手の独走状態になった。

 

 私はまだ70m差で頑張っていて、落ちてきた選手を抜く。というよりは2人の選手のスピードが極端に落ちたのだ。

 

 先頭の選手と私の間隔は依然70m。35kmになると私は少しスピードを上げた。すると一杯一杯だった先頭の選手との間隔が縮まって間隔はもう30mしかない。

 

 実況をするアナウンサーがそれを発見して解説の瀬古氏にそう告げる。瀬古氏もそれを見て、この選手は一般参加の人なのに随分頑張っているねと意見を述べる。

 

 私と先頭の選手の間隔は更に縮まって到頭10mになった。もう酒巻選手がアフリカの何とか選手を抜くのは時間の問題になった。

 

 そして先頭が交代。酒巻選手はそれから独走状態になり、結局日本最高記録、2時間3分48秒でゴールイン。1億円の報奨金を受け取ることになった。

 

 そして美しいニュースキャスターの女性にインタビューされ色々自分の気持ちを述べている。

 

 寝てこのようなことを考えていると最後まで行きつかないうちに寝て、気が付けば朝。馬鹿らしいというか、とても良い睡眠剤だった。

 

 他に色々付け加えても良い。眠るのに少し時間が掛かっている時はインタビューの内容でも良いし、ニュースに観客がどんな反応をしているかも付け加えることができる。

 

酒巻 修平

 

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