今年もやってまいりました、カワハギシーズン、というか、DKO(ダイワカワハギオープン)の季節です。
カワハギ出汁の潮汁まで!!
前回ブログにも書いた通り、昨年のDKOは運良く1次予選を通過し、2次予選でボコボコにされました…
昨年のこともあり、多少上手く釣りができれば、また1次予選通過できるんじゃないか…という気持ちがフツフツと
そんな気持ちでいると、大会1週間前からなんか緊張してきちゃうのね…
あと、カワハギ釣り4年生になって、初めて自分でカワハギ竿を買ってみた
僕が勝手にカワハギ師匠と思っている、チームステファーノの坂井さんからのオススメで、今シーズン発売の「ステファーノ180」をゲット
縦の釣りも横の釣りも両方できそうなので、この1本を武器に今年のDKOに臨むことにしました。
さて、当日。
いつも通り、横須賀PAで朝のたしなみを済ませて6時半に船宿到着
顔見知りの船長たちが挨拶してくれるので、勝手に緊張している僕のココロを和らげてくれます。
車を停めてから坂本船長と談笑。
坂本船長の予想では10枚くらいで予選通過できるんじゃないかとのとこだったので、ひとまずツ抜けを目指すことに。
前日はトップ15枚近く釣れたみたいですが、カワハギ釣りのエキスパートが集うDKOでは、現在の厳しい竹岡沖の、群れを形成してないカワハギを如何に掛けられるか、というのが勝負になります。
あと、いつもながらの平常心…
さて、坂本船長と談笑していると、ジャッカルのヒデさんをはじめとした、オデコ会の方々も到着。
正直、一緒の船になりたくないなぁ〜って思ってました
受付開始は7時半の予定でしたが、準備もできたようで、少し早めに運命の釣り座クジ引き…
…はーい、中途半端なほぼ胴の間です
意気消沈し、さっさと準備して、対岸のD船へトボトボ歩いて行くと、大船長や坂本船長が「頑張ってね〜」と、嬉しいお言葉
気合いを入れ直してD船に乗船。
…と、D船に続々集まってくる方々がカワハギ玄人っぽい会話してたり、横浜皮研がどうとか話しているし、なんだかなぁ〜って思っていたら、ダイワブロガーの前田さんも登場
ついでに、カワハギの大会で常に上位に入賞している、鈴木孝さんまで…
あーあ、2次予選へ行ける3人枠のうち、もう2人決まっちゃった…
でも、ワタシはめげませんから!
という強い気持ちをココロに秘め、出船!!
平作川の河口を出ると、やっぱり北風が強いっす
僕のいる左舷は、ポイントまで濡れるから…と船長に言われましたが、リールのトラブルが起こってしまい、濡れながらその対処をやっていたので、ポイント着く頃にはもうヌレヌレでした
さーて、ポイント着いたな、と思ったら、いきなり投入合図
えー、エサ付けてないし!と思った選手がほとんどだったでしょう。
まあ、焦らず丁寧にエサ付けして、さー投入!
っと思ったら、右舷ミヨシですぐにリリースコールが…
オイオイ、って思っていたら、各地からそんな声が飛びはじめます…
いやー、焦るよね。。。
右隣りの人の良さそうな方も、ポンっ、ポンっ、と2枚釣っちゃうし、前田さんも釣ってるし、鈴木さんも釣ってるし、僕には外道のアタリすら感じられないし。。
ということで、自分の釣り方と仕掛けを見直してみます。
曇り空で上潮は少し濁り気味。
海底近くもそんな感じかな〜と思って、集寄をオモリ近くに集中させていましたが、一部外して、誘いもガツガツアピール系から、ゆっくりユラユラ左右に誘ってステイ、という釣り方に変更。
これが良かったか、程なくして待望の1枚目ゲットしました!
ワッペンサイズでしたが1枚目なので、とりあえずキープ。
間もなく、同じ釣り方で20cmほどの2枚目ゲット!
キープしていたワッペンと入れ替えて、リリースコール
んで、ここで僕の釣り方のベースとなる、遠投ちょい投げして、広く探る釣り方を中心に釣りを組み立てることにしました。
カワハギも1番下の針に食ってくることが多かったので、強めのシャクリで興味を惹かせ、ゼロテンからゆっくり弛ませ…という釣りをしていた時に、ゼロテンでカンッと一発デカいアタリ。
潮に乗せてゆっくり弛ませ、3秒後にスイープに合わせると、
ゴンゴンゴンゴンッ!!
と、明らかにデカいカワハギの引きが!
きちんと調整したつもりでしたが、ドラグ設定がちょっと強かったのと、潮に引っ張られているので、抵抗する時に丁寧に往なしながら上げてきます。
数を競う大会なので、タモが欲しいなぁ〜と思って、真後ろにいた審判に、「やっぱ、タモやってくんないっすよね??」って聞いたら、丁重にお断りされました
そしたら、いかにも人の良さそうなオーラをしていた、僕の右隣りの方が、竿を片手にタモを準備してくれて、上がってきたデカハギを上手にネットイン
あー、出船前にキチンと挨拶しといて良かった〜
後で自分のメジャーで長さを測ったら、28cmでした。
これで、同数の計量勝負になっても安心できるな〜なんて皮算用してみたり
そんなこんなで始めの2時間くらいで5枚釣りましたが、やはり前田さんや鈴木さんはそれ以上釣ってます。
なんとか2人に近い数まで伸ばせればなぁ〜と思っていましたが、5枚から数が伸びません。。。
魔の時間帯への入り口は、ひとつのバラシから。
28cmを掛けた時のような引きの間違いなくカワハギであろう魚は、猛烈に突っ込みながら引きまくってて、ドラグはさっきより弱めに設定し直しましたが、先ほどよりも強く潮に引っ張られて、なんとか往なしながら半分くらい上げてきたのですが…
ブチッ!!!
っと、ハリス切れでやられてしまいました…
うわー、やってもーた〜!!と落ち込んで、気持ちが一気に下がってから、自分の釣り方に迷いが生じます。
僕が釣れない間も、前田さんや鈴木さんは数を伸ばしています。
自分の何が悪いのかな、どんな釣り方をすればいいのかな、と、普段しないような釣り方をしてみたり、思いっきり這わせて根掛かりしてみたり、悪循環の塊のような時間が過ぎていきます。
ふと、時計を見ると、1時間半以上カワハギを釣ってなくて、残り2時間ほどになってます。。
まぁ〜、焦りまね、更に。
んで、結局落ち着くために、ちょい投げして、1枚目を釣った釣り方を中心に、ちょっとアレンジしながら…という感じに戻すことにしました。
粘り強くやっていると、残り1時間くらいから、流しごとにカワハギのアタリ復活
3時間ぶりくらいでしたかね、カワハギ掛けられたのは。
やっと6枚、目標のツ抜けはしなくとも、釣れるとこまで釣ってやる!と思って、手返し良く、エサ付けは丁寧に!!
…と気合い入れましたが、ここから勝負弱さを発揮しまくります
流しごとにアタリはあるのですが、乗った!!と思って5mくらい上げてきてのバラしを2回、掛け損ないも1回、ツンツルテン多数…
残り10分くらいで1枚目追加しますが、無残にもタイムアップ…
合計7枚で終了しました。。
僕が乗ったD船の結果は…
http://www.daiwa.com/jp/resources/fishing/event2/data/fune/2016/kawa16_a.pdf
前田さんが11枚でトップ、鈴木さんも9枚で2位タイ、通過ラインは9枚でした。
2枚及ばなかったわけですが、この2枚の差が大きいですね。
技術的にはもちろんですが、乗船前に思っていた通り、メンタル面で敗北した感じでした。。
とはいえ、僕の乗ったD船は、大会特有の殺伐とした雰囲気ではなく、笑い声も、隣りの人との会話もあり、楽しくやれたのが良かったですね!
個人的には、前田さんや鈴木さんの近くで釣りをすることができて、いろいろ勉強になりました。
DKOの翌日、前田さんとFacebookのお友達になっていただいたのですが、目からウロコのアドバイスをたくさんいただき、感謝です!
この日に経験できた様々なことを身に付け、16日に長井の小見山丸さんで大暴れしてきます
ロンTが新しくなったようなので、購入
持ち帰ったカワハギは、地元の小料理屋に持っていき、肝和えをポン酢で食べたら、肝が得意じゃない僕でも悶絶しました
カワハギ出汁の潮汁まで!!
★当日のタックルは、後ほど更新して書き足します!
おしまい