家紋はクローバー -22ページ目

家紋はクローバー

昔の彼女との思い出ポエムと日常のたわいもない出来事

「ストーキングされてるみたい

家に手紙が来たの

私どうしたらいいか分からない」



君からメール





俺はすぐに電話した



すると

君は平気な声で説明してくれた



正直ホッとしたよ・・・



でも

すべてを話し終え 君は泣いてしまった

気丈に振舞っていたんだね





両親に相談し

警察に相談し

上司に相談した





何もできないちっぽけな俺

できることはただ話を聞くだけ







もどかしすぎる



距離と

時間と

二人の関係





俺が君にできること
あの2文字しか浮かばない
個人から警察へ相談しても意味が無い

企業からの相談なら警察も真剣に動くそうだ



やっと会社が動いてくれた



でも

当たり前だよね

ストーカーは君の上司だったから



会社では絶対に泣かない君

俺との電話では必ず泣く

「会社では絶対に泣きません・・・今だけです」



何とかしてあげたい

今すぐ抱きしめてあげたい





でも自分で乗り切るしかない



















「今だけ ずっとそばに居てくれませんか」

そんな

君のわがままを待っている

君が求める俺の行動を教えてくれ





今なら何でも受け止めてあげる

俺がどんなに苦しくても

俺がどんなに辱めを受けても

俺が





愛おしすぎる・・・
君から俺へのクリスマスプレゼント

俺が一目惚れした財布



値段を見ようとした俺

でも君は頑なに値札を見せない

あんなに強い力を君が出すなんて





「ありがとう」

クールな俺





でも

本当は叫びたい程にうれしいよ



本当にありがとう
大切に使わせてもらうね
「大切なお守りが壊れてしまったの

不吉な前兆かも・・・」



「そのお守りは君の不幸の身代わりとなってくれたんだよ」



本当は臆病な俺なのに

君の前だと強い男を演じてしまう
愛の深さを量るものって何だろう



やさしさ 

言葉

態度



すべて違うと思う







俺はこう考える



「もの」







お金の無い君から高価なクリスマスプレゼントを貰った

それを見る度 君を抱きしめたくなる






毎日与える

「もの」

それは絶対違う



年に1度の

「もの」



それは愛の深さを知る形