愛知県のHマネジャーは社内では一番若い
マネジャーですが、体育会系で陽気な性格

そして気遣いも抜群なのでマネジャーが

集まる時はいつも話題の中心です。

 

そんなマネジャーなら、実績の方もさぞかし

凄いのでは?と誰もが思うのですが
実際はそうではなく、社内で一番の問題
を抱えているSSです。

 

HさんのSSの問題点は油外実績だと

言うのはわかっていたのでHさん自身の

マネジャーとしての強みを尋ねると、

即答で『コミュニケーション力』と
返ってきました。

 

陽気で気が利く人ですから、コミュニケ
ーションに自信があるというのはうなづ
けます。

 

しかし、マネジャーのコミュニケーション力

が低くて実績が悪いSSはよくあるケース

ですが、コミュニケーション力があって実績

が悪いケースというSSは私の経験でも

初めてでした。

 

Hさんのコミュニケーション力に何か
問題があると思い、Hさんとスタッフの

やり取りをしばらく見させてもらいました

 

問題はスグにみつかりました。

 

Hさんとスタッフの会話を聞いていると
小学生時代の自分がフラッシュバック
しました。

 

『○○はもう終わったの?』
『△△の件、お客さんに確認した?』
『チラシ配れている?』
『いい汗かいてるけど、そのまま店に
 出るの?』

 

“歯磨いたのか?”
“トイレ行ったの?”
“鉛筆削ってあるの?”
“宿題はやってあるの?”

 

小学生の時、登校前の母親の
質問ラッシュとにていますね。

 

Hさんは

スタッフを早く成長させたい!
仕事の効率も高めたい!
ミスを事前に防ぎたい!
という気持ちから

先回りしたコミュニケーションを

無意識にとっています。

 

危機管理という点では優れた

コミュニケーションではるのですが、

やる気を引き出す、成長させると

言う点ではかなり問題がある

コミュニケーションです。

 

小学生の頃の“宿題やったの?”と
親から言われた時って、どんな気持ち
になったか?


“宿題やったの?”はただの質問でなく
宿題をやっていないことをわかっている
本当にお前はダメな子!というメッセ
ージが隠れています。

 

親としては、反省からの改善を期待
しての言葉なのですが、子供はそうは
とっていません。

 

バカにされた!
ダメな子と思っている!
どうせダメな子!
言われたやればいいや!

 

気持ちは超グレーになって学校に
行きます。

 

親が期待する反省は脳がグレーな
状態ではおこりませんから、
翌朝も同じことを繰り返し言われ
さらにグレー度が増し、
自信のない大人、自分には何の価値

もないと思う大人が出来上がります。

 

そのことをHさんに話すと
ガックリとうなだれていました。

 

HさんのSSは小学生の話と同じで
言ったことはやるのですが、
言わないと何もやらない指示待ち

スタッフになっていました。

 

チラシや点検も言えばやってくれ
ますが、言われてやるセールスでは
結果は出ませ

Hさんにはコミュニケーションの形を
変えることをアドバイスしました。

 

「○○、やったの?」
という出来ていないことを前提とした
質問から・・・

「○○、まだだったら、夕方のピーク
 終わったらやってみたらどう?」
相手に自分が決めた感を持たせる
提案コミュニケーションにチャレンジ
してもらいました。

 

言われたからやるスタッフは本人の
問題ではなく、Hさんのように上司の

コミュニケーションスタイルの結果で

そうなっているケースが多いのです。

 

上司も悪意があって言っているわけで
なく、早く動かそうと、早く結果を
だそうという想いからの、指示命令型
質問をとってしまいます。

 

スタッフを成長させるのは、

早く動かすことより考える時間を与えて

あげることが必要です。

 

提案型は考える余裕を与えてあげる
コミュニケーションですから、

世話焼きすぎだと思うマネジャー

さんは是非チャレンジしてみてください。