歓喜の宙(そら)へ
皆さんご無沙汰しております。
かなり久しぶりにブログを更新しました。
さて、今回は優勝争いをしているヴィアティン三重バレーボールの現状とプレーオフについて
今シーズン、3月17日の時点でリーグ1位か2位かという状況になっています。28戦中、25勝3敗で暫定首位です
ただ、プレーオフ進出が決まっているので真の王者はプレーオフを2勝したチーム
ヴィアティン三重はリーグの日程が終了しましたが、2位のチームは今週末に2試合残っている状況
週末の試合では残念ながら2位のチームに2連敗して自力優勝がなくなり、2位のチームが特定の条件で今週末の試合を2連勝するとヴィアティンが2位になり相手チームに逆転優勝を許す可能性があります
最後のホームゲーム、勝って西地区1位で倉田監督を胴上げしたかったのは勿論ですが、
それが大前提のもと以下のことが脳裏をよぎりました
みなさん"起承転結"という言葉はご存知ですよね
話や文章、映画やアニメもこの構成で成り立っていることが多いです
例えばサスペンスやミステリーだと
起:事件が起こった
承:捜査で犯人らしき人が見つかった
転:実はその人が犯人ではなく捜査が行き詰まり困難な状況に陥る。些細なことで真犯人が浮上し
結:真犯人が見つかり逮捕される
こういった具合にヴィアティン三重は今、この起承転結の"転"にいるのではないでしょうか?
シーズンが開幕し、あれよあれよという間に25勝し一時は優勝を確実視した瞬間まであったと思う"起"と"承"
しかしこの終盤にきて2連敗をして、優勝が自力で決められなくなってしまった"転"
負けた瞬間は失意のどん底にあったと思います。
選手・スタッフの涙を見ればみなさんにも伝わったのではないでしょうか。
試合後、あれほどうなだれる選手・監督を私は見たことがありません
ですが、まだプレーオフがあります
そう、西地区で1位でも2位でもプレーオフを勝ち進んだチームが新生Vリーグの初代覇者
約2年前の野球の世界大会2023WBCを思い出してください。
過去最強のメンバーを揃えて挑んだ日本代表。予選全勝、決勝トーナメント進出して優勝候補筆頭と言われていました。
準々決勝まではスムーズに進んだものの、準決勝でメキシコに先制され追いつくも再度逆転され誰もが固唾を飲んで見守った村上の打席、サヨナラ勝ちで流れに乗り決勝では投手大谷・打者トラウトという組み合わせで大谷が打ち取って日本が優勝し記憶に残ったあのWBC
ヴィアティンが西地区2位になったとしても、プレーオフで連勝すればWBCをも超えるそんな"結"をヴィアティン三重の皆で作れば最高のドラマになるのでは。
次こそ倉田監督を皆の手で歓喜の宙(そら)へ