6月01()

5月に姉夫婦宅のDIYをしたんですが、訳有って材料費を1000円に抑えられたんです、新品ならホムセンでも10000円はするし中古的な二級品でも3000円は超えてしまいます、それに業者を頼んでの手間となると総額で20000円超えは間違い無し。それを見た目にあまり気にならない場所なので完璧を求めないからと受けた仕事ですが、1000円は余りにも安過ぎと食事をおごってもらう事になった、義兄も蕎麦好きで自分でも打ちますが、最近は疲れるとかで孫からせがまれた時だけになったようだ。

 

そんな蕎麦好きの義兄が喜んでくれるとなると店探しも大変、今回選んだのはチョイと遠いが常陸大宮市の竹辰、5月の竜神峡までのツーリングの際もすぐ近くを走りましたので頭に残ってたのだ()

金土日のみの営業ですが人気の店で混雑が予想されます、前日に営業の確認のため電話を入れましたが予約は無理、11時開店の筈なのに11時半と言われ出発時刻はそのままに寄り道を増やした()

 

 

まず最初に寄ったのは常陸国出雲大社、俺は先月も寄ったばかりですが義兄はまだ寄った事が無い、本家より大きいしめ縄に感動してたようだ。ただ階段がねぇ‥‥もちろん俺より年上だから足に来るのよ()

今度は石切山脈が見たいと予約が()

 

次に寄ったのは創価学会の平和記念墓地、義兄も別宗教のお寺役員をしてますがここまで広い墓地を見たのは初めて、観光で来るような施設ではないが自由に入れるようなので何度か来てます。現在造成中でどれほどの墓を増やすのか、メモでも残して置かないと先祖の墓すら見付けられない、いったい何万人の墓があるのか数えてたら一日では回れないようだわ?()

写真に写ってる墓標の数は何分の一ではなく何十分の一、決して観光地では有りませんので大勢で訪れたり大声を発したりはしないで下さい。

 

物産センター山桜でトイレを拝借‥‥相変わらずバイクの数が凄いねぇ、ツーリング日和とあって幾つものツーリングクラブが集結、単独ライダーは端の方にバイクを止めます、俺なんて近年北側の自販機前ばかりだもんなぁ()

 

メインのお店到着が11時半少し前、開店時間に間に合ったと思ったらやはり11時開店だったんでしょうね、既に一巡から漏れた客が10人以上表に並んでました。先ずは駐車場の確保ですが満車状態だし路駐は禁止、ハンドルを切り返しやっと入口近くに止められました()

 

待ち時間は40分くらいですかね、それでも猫が遊びに来てくれて撫でてやったら次の催促ですわ、雄猫ですが大股開いて仰向けになり撫で撫でをせがんでミャーミャー、陽射しが暑くなったのか日影に移って昼寝のようです‥‥いい看板猫だわ

 

待ってる途中で名前と人数の確認に来ました、私が最後尾ですが俺の前で蕎麦が売切れ‥‥元々蕎麦二つにうどん一つを注文予定だったので問題無く食べる事が出来ます。私の後ろに並んだ客は蕎麦が無くうどんでOKとの事で客はその二人で本日終了

 

俺はもちろんこの真っ黒の蕎麦が目的ですから食べられて満足

 

姉も要望通りうどんを注文‥‥蕎麦もだがうどんでここまで黒いのは日光のあくつ以来ですね、本来漂白や全粒粉の場合うどんが白い何てのは間違い。蕎麦だって更科のような白いそばは日本酒の磨きと同じで精米歩合を多く削り取ったもの、確かに雑味は消えるが蕎麦本来の風味も無くなり俺は好きでは有りません。田舎蕎麦と言われるそば殻を付けたまま製粉した星の入った黒いそばが好き、それを腰が有って細く切った蕎麦がまさしくここの蕎麦なのだ。

 

義兄も蕎麦を手打ちしますがこんなに旨い蕎麦は初めて食べたと紹介した俺も鼻高々、店主とも長い時間話しさせて頂きましたが、店主の蕎麦に対する向き合い方が半端ない、もちろん地元ですから常陸秋蕎麦を使ってる訳だが、地元の蕎麦農家も常陸秋蕎麦を全面に推してる事も有ってそれ以外の品種は絶対に作らず、少しでも見付けよう者なら栽培されないよう取り締まりの規制に引っ掛かるそうです。

 

同じ常陸秋蕎麦でも畑畑で毎年出来具合が違いますから、玄ソバで買って自分で挽いて確かめるそうだ、農家から直接買ったとしても製粉された物が上と下で違ったりで誤魔化されてしまう事もしばしば有ったそうで、生産者でもそれだから業者から買うとなるとそれ以上念入りに調べなくてはなりません

 

色々と聞きましたが聞けば聞くほどこれで800円は安過ぎ、見た目で判断する都会派の更科好きにも食べて貰いたい、都内でこれと同じ蕎麦だったら3000円出しても苦情は無いはず、海外でラーメン3000円より素晴らしい味に巡り合える事でしょ

 

蕎麦好きが講じて店を出す人が居ますが、この店に来たら弟子入りを口にするでしょうね、今まで食べ歩いて美味しいと感じてた店が一気に崩壊します‥‥それほど美味しいのだ、味音痴のお前が言う事じゃないってか?()

あっ蕎麦ばかり褒めてるようですがうどんも絶品、蕎麦好きですがうどんを食べるだけに訪問しても損は無いね、流行りの讃岐系太い麺も悪くはないが俺はどちらかと言えば秋田の稲庭うどんや白石温麺の細さが好き、ここのうどんは噛み応えと言い喉越しと言い非の打ちようがない、自分でこんなうどんが打てるようになるにはどのくらい掛かるんでしょうね、うどんの話しも聞きたかったぁ()

 

 

帰りに何年かぶりで風車の弥七の墓に寄って見た‥‥売店が出来てから見学が有料となり墓も直接見る事が出来なくなってましたが、今回は見られるようにはなったものの墓は移動されてました、墓って簡単に移動されちゃうんですね、弥七もお新さんもゆっくり眠れないわ()

 

道路を挟んで反対側は弥七が住んでた住居跡、今は畑ですから痕跡を辿る事は出来ませんが、隣りが水戸藩の紙漉場だった事からもまんざら嘘でもないようだ。実在の人物で名前は松之草小八兵衛、武士じゃないので苗字はなく松之草は村の名前で松之草に住む小八兵衛と言う事でしょう、松之草は現在も地名として使われてます。

 

これは余談だが‥‥今水戸藩と言えばOHVカブをこよなく愛する水戸藩カブの阿久津さん、私がソロツーで八溝山に行った帰りでした、弥七の墓にあるトイレを利用するのに寄ったところ、以前良くツーリングに誘ってくれてたグループと一緒にツーリングの途中で寄ってたらしく、阿久津さんの方から挨拶された事が有りました、その日って私が八溝山に向かう途中道の駅もてぎに寄った時集合してたグループで、まさか行きと帰りに遇うとはビックリ、参加してた仲間からはストーカーと呼ばれました()

もう15年以上も経つんですね、俺もやっとカブの魅力に引きずられつつ有ります、当時の仲間も来月の24時間1000キロチャレンジに参加するんだろなぁ?()

 

これも余談だが()‥‥墓の近くには「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の中で「ひとり農業」をしてる渡辺ヘルムート直道さんの家が有ったり、日本を代表するオカリナ奏者「宗次郎」さんの「SOJIRO オカリーナの森」が有ったりで、自然豊かな静かな山村でいいところですよ

 

 

帰りは道の駅ましこに寄って晩飯用の釜めしを購入、それとカミさんの大好物瀬尾糀店のしその実味噌たまり漬けのピリ唐も一つ、いいお土産が買えました()

 

このところ二日に一回のペースでブログを更新して来ましたが、やっと溜まってたネタが皆放出出来ましたので当分の間ブログはお休み、仕事が重なったり急に暑くなったもんだから体調もイマイチ‥‥それに何と言ってもまともに乗れるバイクが無い、やっと乗り出した中華エンジンのカブも見直さないと半日程度しか乗れないし?()

 

常陸国出雲大社

茨城県笠間市福原2001

TEL:0296-74-3000

 

創価学会ひたち平和記念墓地公園

茨城県東茨城郡城里町小勝1951

TEL:0296-70-6010

 

そば屋 竹辰(ちくしん)

茨城県常陸大宮市辰ノ口1136

TEL:0295-53-0035

 

風車の弥七の墓

茨城県常陸大宮市松之草375

 

道の駅ましこ

栃木県芳賀郡益子町長堤2271

TEL:0285-72-6630