伝統や権威とは、実は自然界には存在しない人間だけの特殊な?価値観だということにお気づきでしょうか?
動物の世界にも、いわゆるボスという選ばれしオスがいて、メスを独占するような力関係はよくあることです。
但し・・・人間の世界と違うのは、伝統や権威ではなく、あくまでも今現在の実力がものを言う、厳しいながらも白黒がハッキリしている点だろうと思います。
自然界がそうだということは、宇宙の法則というようなマクロな視点で捉えたら・・・やはり、人間だけの価値観とは発展途上のものという可能性もあります。
何が正しいとか何が間違いなのかという人間の価値観自体が、ある意味では歴史の中で成長し続けるということなのかも知れません。
中世の頃の価値観が今現在では通用しないように、現代の価値観も絶対だという保証はない筈です。
伝統も権威も、中身が伴わない場合は絶対的なものではなく、寧ろ人を翻弄するような厄介なものだという見方も出来ると思うのは私だけでしょうか?
ところで、日本の「天皇」という権力そのものではないにしても・・・伝統や権威の象徴のような存在に関しては、何故か私は不自然さや違和感を感じることはありません。
いや、寧ろ普通の人たちが見習うべき点があまりにも多いとさえ思ってしまいます。
自分たちは特別な存在だから・・・というような態度を、少なくとも私は一度も目にしたことはありません。
常に冷静で尚且つ温かく、日本国民はもちろんのこと・・・この地球上の平和を最も心から祈っている存在ではないでしょうか?
伝統や権威そのものが悪いのでなく、そこにあぐらをかく浅ましい人間こそが「天罰」の対象になるように思えてなりません。
まだまだこの先、俗に言う「世直し」のような期間が続くとは思います。
私はそこに新しい時代の新しい光が差し込むと、もう何年も前から感じていました。
さぁ、ようやくそんな時代の到来を誰もが感じる時が来たのではないでしょうか?
ひとつのニュースのある切り口は、フーコーのような構造主義的な見方をすると、関連性のある他のニュースを理解するのに役立ち・・・実はあるひとつの方向性を示していたりすることはよくあることです。
そんな私の独自のニュースの見方や、マクロな視点に関してはまた続編で!
それでは、今日はこの辺で!!