前回、アメリカ人の「権利主義」について書いた。

 

権利主義。

 

所得は低いけど贅沢する権利

借金して自己破産しても生活は保証される権利

働きたくないけど、大型テレビを買う権利
金がなくても子供を持つ権利

食欲を抑えられなくて肥満になってもそれを指摘されない権利

白人という権利

 

「権利主義」

これは、自分の間違いや弱さを正当化できる便利な手段だとも言える。

とても合理的だ。

 

XXしなかったから、XXできなかった。

(自業自得ガーン

 

XXしなかったけど、自分にはXXをする、享受する権利がある。

(開き直りウインク

 

このように正当化されてしまう。

 

 

トランプ大統領が勝利したことで、

賛成票を投じたアメリカ人は、自分が正当化されたような気持ちを抱いた人も多かったんじゃないかなーと思う。

 

過去にこんなことをしてしまった。

XX歳になった今、未だに時給で働き、キャリアもない、

借金だらけで賃貸暮らしだ・・・・。

(ある程度努力すればチャンスは誰にでも与えられる(これはアメリカの良いところ)アメリカでは典型的なルーザーといえる。)

 

でも、自分は白人だから大丈夫!!

 

ブログのテーマにつなげると、

国際結婚して(でなくても)アメリカに住むと、こういった理不尽な主張を目の当たりにし、

「白人」という仮面だけにぶらさがり、本当は何の自信のない人たちからの人種差別にも遭遇する。もちろん格差はよらず人種差別は蔓延している。

 

 

実際、トランプの支持者は白人の低所得者だったと聞いた。

 

もちろん、低所得者には、生まれ育った環境や、

様々な事情を抱えた人や病気の人も含まれるだろう。

 

ここでは、レイジーな人で、

「自分はXXをしなかった」けど「XXを与えられる権利はある!」と言うタイプについて言っている。

 

これは、アメリカのマジョリティだけに言えることではない。

 

昔、美輪明宏さんが、

 

「人は誰でも自分とは違う人間を異常と思うことで、自分をマトモだと思いたがるファシストなんですよ。」

 

と言っていた言葉を目にし、それから15年近く。まだ、そうだよなーって思うことがよくある。

 

罪を犯したことのない者はいない。

誰もが罪悪感を多少は抱いているんじゃないか。

 

そんなわたしだって、きっと、「他を異常と思い、自分をマトモだと思っている」ことを

完全には否定できない。

 

無意識に、または無知ゆえに、そういう考えを抱いているところもあるだろう。

 

偏見って幼少時代の潜在意識に埋め込まれているものもあって、

根深いからだ。

 

一つ言えるのは、そんな風に自分の過ちを必死に正当化していたら、

何も学べないし、進めないし、ずっと同じ罪悪感に苦しむことになるんじゃないか。

 

 

これは、アメリカの悪いところだと思う。

 

それを渡米した外国人(日本人も!)が真似することはない。

 

 

 

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