9月の連休が集中するこの時期をシルバーウィークと呼ぶのはいつ頃からでしょうか。

銀行に行きましたが、連休前(明日23:祝、24:土、25:日)の今日は、とても混んでました。

連休前ということだけではないでしょう。

25日給与支給日の会社が圧倒的に多いこともあると思います。

給与支給日が銀行の休業日にあたると、前倒しで支給する会社も多いです。

銀行が混むのも、しょうがない(>_<)・・ということになります。


さて、従業員の皆さんにとりましては嬉しいはずのシルバーウィークですが、給与支給日が末払いの会社の給与担当者様にとりましては、このシルバーウィークは悩ましいものとなります。

給与締めから、この末払いまで十分に期間があれば問題無いのでしょうが、20日締めの会社であれば、担当者の方のご苦労は相当なもの。

銀行振込の場合、4営業日を置くのが目安です。

そうなると振込が、今月の場合、26日(月)。

連休明けの日ということになります。

となると、たとえ会社がお休みでも、休日出勤される方が大半ではないでしょうか。


9月末払いの例に出させていただきましたが、そもそも従業員やその家族の生活する為の給与業務を実際に手続きする給与担当者は、正確さと時間との戦い。

そのご苦労は尊敬に値します。


こういった給与の業務は、ちゃんとできて当たり前と思われるところに大変さがあります。

給与支給日に給与が支給されたとしても、いちいち褒めてもらえることもなかなかないかと思います。



ひとつデータを紹介しましょう。

平成22年度 脳・心臓疾患および精神障害などの労災補償状況まとめ(厚生労働省)

会社の業務が元で精神障害等を患ったとして、労災を請求された職種別の内訳です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001f1k7-att/2r9852000001f1o2.pdf

精神障害等の請求件数の多い職種(表2-3-1)より上位5件

1. 一般事務従事者   211件
2. 商品販売従事者    99件
3. 営業・販売事務従事者 82件
4. 自動車運転従事者   57件
5. 保健師・助産師・看護師 51件


なんと精神を病むとするのは、ノルマに悩む営業マンでも長時間労働のSEでもありません。

一番多いのは、ダントツで一般事務従事者なのです。

しかも3番目に多いのが、営業事務!


シルバーウィークで、お休みされる従業員の方。

休めるのも、普段、事務の方が水面下で頑張っていただいているおかげかもしれません。

給与の事務担当者の方だけではありません。

周りに、当たり前のことを何気にやってくれる事務の方がいらっしゃれば、ひと声「ありがとう」と言うようにどうか習慣づけてくださいね。

そうすると、モチベーションも高くなるし、精神を病むことも少なくなるはず。

(他にもあの震災以降、当たり前のことが、とても大切なことのように思えている私です。)


てなわけで。

日本全国の、事務の方。

いつも本当にご苦労さまです!m(__)m





(ちなみに当方で給与業務のアウトソーシングも承っていますヨ!)


http://www.roumusuppotr.jp