一青窈さんの「ハナミズキ」の一節。
「ずっと続きますように」という願いですよね。

百年って言葉は印象的です。
だからキャッチコピーや商品名によく使われます。

サクラカラーの「百年プリント」。100年ずっと思い出を残します。
Jリーグは、日本のサッカーの発展の願いを「Jリ-グ百年構想」というコピーに込めました。
百年変わらない、うまさだけを」吉野家。

忘れちゃ行けない「百年の孤独」!
そう、我が宮崎を代表する焼酎です。(^_-)
元は、ノーベル文学賞を受賞した、ガルシア=マルケスの長編小説の名前ですけど。

でも、皇太子様が「百年の孤独」で晩酌しているという話(噂?)を聞いたときは、なんだか少し切ない気持ちになりました。


そして「100年安心年金」。。
自民党政権下の厚労相が言ったとか言わんとか。

写真とか保存すつものならともかく、刻々と動く経済情勢、政治情勢の中で現実を生きねばならぬダイナミックな人の生活が絡むもの。
百年持続可能なんてそもそもありえないし、言ったとしても、揚げ足を取ったところでなんにもなりません。


一月程前にブログに書きましたが、3号救済(運用3号)のことが、最近話題になっています。
すくらっぷ あんど びるど 3号

国の説明不備があったのなら、一定の救済はせねばいけないでしょう。
でも、よく考えなければなりません。

TOPがよかれと思ったことが、そのうちいつの間にか既得権に変わり、なかなか取り返しがつかなくなるのは、企業年金の例を出すまでもなく自明の理。

今こそ、国民全体が、前向きに自分のこととして、年金について考えるべき時だと思います。

健康保険や年金制度、労災に雇用保険といった社会保障制度には、知らないと損することって、残念ながらたくさんあります。
いっぱいある助成金だってそうです。

ダイナミックに動く時代だからこそ、もっとそういった社会保障制度について知ってほしいし、私も社会保険労務士として力にならなければなりません。


日本初のカラーフィルムを発売したのが小西六(サクラカラー)でした。
百年プリント」のキャッチコピーで販売を展開したのが1980年代。
そして、コニカへのブランド統合。さらに、その後の急速なデジタル化への波で、ミノルタとの経営統合を経て、2006年に写真現像事業から撤退。
「百年プリント」を打ち出してからわずか約30年で撤退。。

写真は「百年」残ったとしても、事業の継続は難しいのが現実です・・・。


でも、会社を十年、二十年、百年続かせる、そして百年後の日本を考える、そんな気持ちを大切にしたいですよね。



私たち社労士も「士業」(しぎょう)の一つ。

”士”の心と書いて、「」(こころざし)ですから。

前を向いて。

そして、上を向いて。


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