年末年始に体調を崩されたりしていませんか?
このタイミングでは、開いているお医者さんも限られます。
皆様がたの無病息災をお祈りします。
さて、今日はその健康保険の話です。
後期高齢者制度が廃止されます。
詳細の決定はこれからですが、基本的に高齢者の負担を減らし、現役世代の負担を増やす方向になりそうです。
後期高齢者制度は、長い年月の検討を経て、2年前に実現に至ったものです。
ところが、「年寄りに長生きをするなということか!」とか「名前が悪い!」とか、散々な評判でした。
世間に理解を求める広報のやり方等に大きな問題があったことは否めませんが、その方向性には肯ける点もあったと私は思っています。
それまで、高齢者の保険料をどれくらい現役世代が負担しなければならないのか、わかりませんでした。
今後一層少子化、高齢社会が進んでいく中で、大きな問題です。
それから後期高齢者制度の中には、高額な医療費の元となる成人病を予防するためのメタボリック健診や、メタボが改善された都道府県や健保組合は保険料が優遇されていくという制度がありました。
健康を考えて予防することで、将来的な医療費を削減していこうという、それまでなかった視点があることを垣間見ることができました。
現時点でも医療費の約3分の1が75歳以上の医療費とされており、15年後には75歳以上の医療費は医療費全体の約半分を占めるとされています。
そう考えると、ますます高騰していく高齢者の医療費の負担を、ある程度高齢者にも求めることも、私は基本的に”アリ”だと思います。
2010年12月20日付けで「高齢者のための新たな医療制度等について(最終とりまとめ) 」が公表されています。
その中で後期高齢者制度の問題点として、後期高齢者医療制度では75歳以上の被用者が傷病手当金等を受けられないことを指摘されています。
でも、そもそも傷病手当金は、私傷病により働けず給与所得がない被用者に対する所得保障の制度です。
私には、75歳以上に傷病手当金の制度を適用することが、それほど優先度の高い施策なのか疑問です。
メンタルヘルス不調者の増加によって傷病手当金は増大しています。
医療費や同じく増えている高額療養費もあいまって、どこの健康保険の保険者の経営も危機的状況にあります。
意味がそれほどない、バラマキはかえって経営の圧迫を加速させます。
後期高齢者制度廃止後の健康保険制度の検討については、ぱっと見、聞こえのいい施策についても、それが本当に必要なのか、逆に将来にツケを残すことにならないのか、慎重に検討をしていただきたいと思っています。
私は、お爺ちゃん子で、小さい頃から一緒に大相撲や水戸黄門をテレビで見てたりしていました。
逆に祖父も、私が見ていた「巨人の星」(再放送ですヨ)なんかも一緒に見てました。
よく涙を流す飛雄馬や伴宙太を見て、「また目からウドンがでちょるわ。ガハハ・・」と茶々いれてくるのには閉口してましたけどネ。(笑)
老衰で96歳で無くなりましたが、元気な祖父で、会った人は皆祖父の年を聞いてビックリされていました。
とにかく、これからの日本は、元気なお年寄りを増やすことが大切ですよね。
(じいちゃん、お正月墓参りできなくてごめんね)
http://www.roumusupport.jp
このタイミングでは、開いているお医者さんも限られます。
皆様がたの無病息災をお祈りします。
さて、今日はその健康保険の話です。
後期高齢者制度が廃止されます。
詳細の決定はこれからですが、基本的に高齢者の負担を減らし、現役世代の負担を増やす方向になりそうです。
後期高齢者制度は、長い年月の検討を経て、2年前に実現に至ったものです。
ところが、「年寄りに長生きをするなということか!」とか「名前が悪い!」とか、散々な評判でした。
世間に理解を求める広報のやり方等に大きな問題があったことは否めませんが、その方向性には肯ける点もあったと私は思っています。
それまで、高齢者の保険料をどれくらい現役世代が負担しなければならないのか、わかりませんでした。
今後一層少子化、高齢社会が進んでいく中で、大きな問題です。
それから後期高齢者制度の中には、高額な医療費の元となる成人病を予防するためのメタボリック健診や、メタボが改善された都道府県や健保組合は保険料が優遇されていくという制度がありました。
健康を考えて予防することで、将来的な医療費を削減していこうという、それまでなかった視点があることを垣間見ることができました。
現時点でも医療費の約3分の1が75歳以上の医療費とされており、15年後には75歳以上の医療費は医療費全体の約半分を占めるとされています。
そう考えると、ますます高騰していく高齢者の医療費の負担を、ある程度高齢者にも求めることも、私は基本的に”アリ”だと思います。
2010年12月20日付けで「高齢者のための新たな医療制度等について(最終とりまとめ) 」が公表されています。
その中で後期高齢者制度の問題点として、後期高齢者医療制度では75歳以上の被用者が傷病手当金等を受けられないことを指摘されています。
でも、そもそも傷病手当金は、私傷病により働けず給与所得がない被用者に対する所得保障の制度です。
私には、75歳以上に傷病手当金の制度を適用することが、それほど優先度の高い施策なのか疑問です。
メンタルヘルス不調者の増加によって傷病手当金は増大しています。
医療費や同じく増えている高額療養費もあいまって、どこの健康保険の保険者の経営も危機的状況にあります。
意味がそれほどない、バラマキはかえって経営の圧迫を加速させます。
後期高齢者制度廃止後の健康保険制度の検討については、ぱっと見、聞こえのいい施策についても、それが本当に必要なのか、逆に将来にツケを残すことにならないのか、慎重に検討をしていただきたいと思っています。
私は、お爺ちゃん子で、小さい頃から一緒に大相撲や水戸黄門をテレビで見てたりしていました。
逆に祖父も、私が見ていた「巨人の星」(再放送ですヨ)なんかも一緒に見てました。
よく涙を流す飛雄馬や伴宙太を見て、「また目からウドンがでちょるわ。ガハハ・・」と茶々いれてくるのには閉口してましたけどネ。(笑)
老衰で96歳で無くなりましたが、元気な祖父で、会った人は皆祖父の年を聞いてビックリされていました。
とにかく、これからの日本は、元気なお年寄りを増やすことが大切ですよね。
(じいちゃん、お正月墓参りできなくてごめんね)
http://www.roumusupport.jp