さてさて、28日で仕事納めの会社も多いかと思います。
厳しい経済情勢のなか、1年本当にお疲れさまでした。
とりあえず、仕事納めの日は節目として、お客さまへのご挨拶はもちろん、部下や同僚や上司にに感謝の言葉をかけたいですよね。
「明日のために昨日を捨てる」とは、あのドラッカーの言葉です。
仕事で成果をあげる為には集中が必要である。
集中するための原則は、生産的でなくなった過去のものを捨てること。
昨日を捨てなければ明日をつくることはできない。
1年の反省は当然必要でしょう。
でも、もし悪いことばかりあったとしても良いことばかりであったとしても、もう過去の1年です。
「来年のために昨年を捨てる」
新しいスタートに切り替えなければなりません。
ハーバード大学の社会心理学系の教授であった、エルトン・メイヨー(Elton W Mayo)は、ホーソン工場の実験で、工場で温度、環境、騒音などを変化させ、作業する職人たちの能率がどうかわるか実験を行いました。
結果、どんなに劣悪な環境で働かせようとも、すばらしい環境で働かせようともあまり能率に変化がないことを発見して、後の労務管理の考え方に大きな影響を与えました。
つまり、作業環境より、人間の意欲、人間関係という部分が作業の能率に大きく優先して影響すると発表したのです。
だからこそ、仕事納めに日に、お互いが労いの言葉をかけることは大切なことだと思うのです。
やっぱり、人間は感情の生き物だということでしょうネ。
さて、仕事始めは1月4日でしょうか、5日でしょうか。
来年が皆さまの会社にとって、実り多き1年になりますよう、願ってやみません。
一年間、本当にお疲れさまでした。