介護ロボット実用化へPT 厚労・経産両省、縦割り超え

長妻昭厚生労働相は19日のテレビ朝日の番組で、高齢者の介護など生活を
支えるロボットの実用化に向けて8月中に経済産業、厚労の両省を中心にPT
(プロジェク トチーム)を立ち上げることを明らかにした。
2010年7月19日20時16分 asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY201007190365.html
---------------------------------------------
介護に従事される方は、身体的な負担も大きいのは皆様ご存知かと思います。
本当にご苦労様です。
そんなわけで、介護ロボットの必要性も、以前から政府で検討されています。

大阪労働局においても、「介護作業での腰痛予防対策」というパンフレットを用意
しています。
大阪府内の事業所における「腰痛」は、近年は年間500件前後発生しており、業務上
疾病の約7割を占める状況となっています。(数値はパンフレットより)
さらに、高齢社会を迎え、増加が予想される介護作業を考えれば、介護従事者の
腰痛予防対策は、これからますます重要です。


そこで「介護労働者等整備モデル奨励金」という助成金をご案内させていただきます。

簡単に言うと、介護サービスの従事者の身体的負担を軽減し、腰痛予防を促進
させる機器を導入する事業主には、奨励金を出しますよ、というものです。

但し、導入効果については、一定の基準を上回ることが必要です。

奨励金の支給額は、所要経費の1/2(上限300万まで)となります。

比較的、高額になる助成金である為、あらかじめ導入・運用計画の届出が必要であり、
対象の機器等も少し複雑ですので、活用の際は、ぜひお近くの社労士にお声がけ
ください。


「介護」のお仕事は、高齢社会である日本においては、ますます需要が高くなるで
しょう。
しかしながら、身体的負担も大きい等の理由により、なかなか希望者が集まらない
現状もあり、事業主は苦労されているようです。

介護事業者には、他にも介護未経験者を雇ったときに支給される助成金「介護
未経験者確保等助成金」もあります。

社会的な使命感を胸に起業された方も多いと思います。
どうか上手に、国の制度を活用してください。