2009年の日本の推計人口は、前年に比べて18 万3000人減。総務省は今年の4月16日、「本格的な人口減少時代に入った」と発表しました。
また、一方で2009年の65歳以上人口は22%を超え、5人に1人が高齢者、10人に1人が75歳以上人口という「本格的な高齢社会」となっています。
本格的な人口減を迎える日本にとって、家庭に埋もれる主婦や高齢者に社会の第一線で働いてもらうことは、大切なことです。労働力の減少は税収の減少、国際競争力の弱体化につながりかねません。
そこで、仕事と家庭の調和を図りつつ社会の第一線で働いてもらう、政府が進める「ワークライフバランス」の考え方には私も賛同しますし、社労士として是非推進していきたいと思っています。
本日、お客様の算定基礎届の確認の合間を利用して、かねてより申し込んでいた、私の地元の市で開催される、「ワークライフバランスセミナー」に行ってみました。
いや、正確に言うと、行って・・・挫折しました。。
確かに、セミナーの案内のチラシにある住所に向かったのです。
ところが、教室を探しましたがわかりません。
チラシの場所のところには、教室の名前が書いてあります。
そんな教室はありません。
同じようにウロウロされている方が4名程いらっしゃいました。
係りの人に聞くと、実は、そこから電車で3つ向こうの駅の建物で開催しているとのこと。
チラシのどこにもその教室の住所はないし、教室の名前だけで建物の名前もありません。
思えば、私が参加を申し込んだときも、確認のメール一つも来なかったのです。
21世紀職業財団からの委託?を受けて、市の方で主催したセミナーだったはずですが、この方達は、「ワークライフバランス」はこれからの日本に必要な考え方という認識があるのだろうか?
はたまたセミナーに多くのお客さん(事業主)に来てほしいと思って企画・運営しているのだろうか?
正直、疑問に感じました。
そもそも、「ワークライフバランス」は、従業員が”やるべき仕事はやる”という信頼関係の上で成り立つ考えです。
「ワークライフバランス」という言葉が、従業員のスケープゴートとして使われ、生産性が落ちた、ミスが増えたなんてことになっては、事業主にとっては本末転倒の事態となります。
適当な仕事、手を抜いた仕事をする人たちが、「ワークライフバランス」の必要性を問いかけても、果たして事業主は首を縦に振るでしょうか・・?
しかし、これは言い換えれば、私自身への戒めとなります。
耳障りの良い「ワークライフバランス」という言葉ばかり先行させて、私は、それ以前にもっと大切なことがおろそかになっていないか?
事業主の微妙な思いや会社の状況、タイミング等、広い視野でとらえて、事業主のことを心から考えているか?
結局、「ワークライフバランスセミナー」の参加はあきらめましたが、身を引き締める思いを新たにした、という点では、いい機会だったのかもしれません。
今日は汗だくの一日となりました。
また、一方で2009年の65歳以上人口は22%を超え、5人に1人が高齢者、10人に1人が75歳以上人口という「本格的な高齢社会」となっています。
本格的な人口減を迎える日本にとって、家庭に埋もれる主婦や高齢者に社会の第一線で働いてもらうことは、大切なことです。労働力の減少は税収の減少、国際競争力の弱体化につながりかねません。
そこで、仕事と家庭の調和を図りつつ社会の第一線で働いてもらう、政府が進める「ワークライフバランス」の考え方には私も賛同しますし、社労士として是非推進していきたいと思っています。
本日、お客様の算定基礎届の確認の合間を利用して、かねてより申し込んでいた、私の地元の市で開催される、「ワークライフバランスセミナー」に行ってみました。
いや、正確に言うと、行って・・・挫折しました。。
確かに、セミナーの案内のチラシにある住所に向かったのです。
ところが、教室を探しましたがわかりません。
チラシの場所のところには、教室の名前が書いてあります。
そんな教室はありません。
同じようにウロウロされている方が4名程いらっしゃいました。
係りの人に聞くと、実は、そこから電車で3つ向こうの駅の建物で開催しているとのこと。
チラシのどこにもその教室の住所はないし、教室の名前だけで建物の名前もありません。
思えば、私が参加を申し込んだときも、確認のメール一つも来なかったのです。
21世紀職業財団からの委託?を受けて、市の方で主催したセミナーだったはずですが、この方達は、「ワークライフバランス」はこれからの日本に必要な考え方という認識があるのだろうか?
はたまたセミナーに多くのお客さん(事業主)に来てほしいと思って企画・運営しているのだろうか?
正直、疑問に感じました。
そもそも、「ワークライフバランス」は、従業員が”やるべき仕事はやる”という信頼関係の上で成り立つ考えです。
「ワークライフバランス」という言葉が、従業員のスケープゴートとして使われ、生産性が落ちた、ミスが増えたなんてことになっては、事業主にとっては本末転倒の事態となります。
適当な仕事、手を抜いた仕事をする人たちが、「ワークライフバランス」の必要性を問いかけても、果たして事業主は首を縦に振るでしょうか・・?
しかし、これは言い換えれば、私自身への戒めとなります。
耳障りの良い「ワークライフバランス」という言葉ばかり先行させて、私は、それ以前にもっと大切なことがおろそかになっていないか?
事業主の微妙な思いや会社の状況、タイミング等、広い視野でとらえて、事業主のことを心から考えているか?
結局、「ワークライフバランスセミナー」の参加はあきらめましたが、身を引き締める思いを新たにした、という点では、いい機会だったのかもしれません。
今日は汗だくの一日となりました。