総務省が発表した3月の完全失業率は同0.02ポイント上昇の0.49倍となった。
求人数は徐々に回復しつつあるが、公共事業の削減を背景に建設業などで就業者数の減少幅が広がってきた。
有効求人倍率が上昇するのは3カ月連続。3月は有効求職者数が前月比0.4%増と微増だったが、有効求人数が同2.7%増えたため改善した。
ただ、雇用の先行指標となる新規求人倍率は前月と同じ0.84倍。求人が増えても就職につながらない雇用のミスマッチが解消されていない。
( 2010/4/30付 情報元 日本経済新聞 夕刊 )
-----------------------------------------
今週、ハローワークの方のお話を聞く機会がありましたが、実体としては新聞報道よりかなり深刻ということでした。
タイトルにある5.0%の「失業率」とは、「完全失業率」を指しています。
この「完全失業率」の計算式ですが、就職活動をいったん止めて専門学校や大学院にいったり自宅で勉強したりする人や、仕事があってもすぐ就ける環境にない人等は、失業者に含めません。
ニートやフリーターという言葉もあるくらいの日本で、この「完全失業率」の考え方が実体に即しているとは思えません。
一定の年齢以上の就職していない実体数としてはもっと大きいものになるはずです。
(驚くような数字が出るかもしれません!)
またアメリカの失業率が10%に迫ると報道された時、高いなぁと思った経験がありますが、そのアメリカでは就職先が決まって自宅待機中の人や一時解雇の人も分子に含むため、失業者数が大きく出る傾向となるそうです。
別に、私個人的には世界各国の失業率を比較するような局面はないんですけど(^_^;、なんかもっと今の時代の実体にあった考え方で、且つグローバルな指標があった方がいい気がしますね。
求人数は徐々に回復しつつあるが、公共事業の削減を背景に建設業などで就業者数の減少幅が広がってきた。
有効求人倍率が上昇するのは3カ月連続。3月は有効求職者数が前月比0.4%増と微増だったが、有効求人数が同2.7%増えたため改善した。
ただ、雇用の先行指標となる新規求人倍率は前月と同じ0.84倍。求人が増えても就職につながらない雇用のミスマッチが解消されていない。
( 2010/4/30付 情報元 日本経済新聞 夕刊 )
-----------------------------------------
今週、ハローワークの方のお話を聞く機会がありましたが、実体としては新聞報道よりかなり深刻ということでした。
タイトルにある5.0%の「失業率」とは、「完全失業率」を指しています。
この「完全失業率」の計算式ですが、就職活動をいったん止めて専門学校や大学院にいったり自宅で勉強したりする人や、仕事があってもすぐ就ける環境にない人等は、失業者に含めません。
ニートやフリーターという言葉もあるくらいの日本で、この「完全失業率」の考え方が実体に即しているとは思えません。
一定の年齢以上の就職していない実体数としてはもっと大きいものになるはずです。
(驚くような数字が出るかもしれません!)
またアメリカの失業率が10%に迫ると報道された時、高いなぁと思った経験がありますが、そのアメリカでは就職先が決まって自宅待機中の人や一時解雇の人も分子に含むため、失業者数が大きく出る傾向となるそうです。
別に、私個人的には世界各国の失業率を比較するような局面はないんですけど(^_^;、なんかもっと今の時代の実体にあった考え方で、且つグローバルな指標があった方がいい気がしますね。