2010年のドラフト会議が、10/28日に終わった。それはすなわち、来年の
ドラフト会議にむけての始まったと言うことである。ここでは、2011年の
ドラフト候補を紹介していこう。

来年の目玉選手として、名前が挙がるのが東海大の管野だが、彼については
事情が違う。現巨人監督である原氏の甥なのだ。素材としてはMAX157キロを
記録する素晴らしい投手なのだが、血縁関係までには手を出せないという
球団が多いようだ。

もう一人の目玉が、明治大学の野村だ。一年秋に防御率0.00を記録するなど
完成度の高い投手。MAX148キロのストレートにカーブ、スライダーを駆使する
大人の投手だ。まさしく、即戦力と言った雰囲気で一巡目指名は確実だろう。

同じ明治大学の森田も有力候補。ストレートとスライダーのコンビーネーション
で打者を打ち取るタイプ。彼も完成度の高い選手で、即戦力の期待がかかる
投手である。

高校生の目玉は、帝京の伊藤投手。一年夏に甲子園に初登場し、MAX148キロ
を記録した怪物投手。日本の球団だけでなく、メジャー球団も注目する
管野と並び立つ来年の目玉の一人だ。

もう一人が、金沢高校の釜田だろう。なんといってもMax152キロを記録する
投手だ。北信越大会で優勝したので、来年の選抜大会に出場する。どれくらいの
投球をするのか今から楽しみだ。

高校生打者では、智弁和歌山の道端、広陵高校の丸子、慶応高校の谷田が
有力候補だ。丸子と谷田は、一年生から名門校の4番を勤めており、能力は
折り紙つき。丸子については、投手としても140キロを投げる事が出来る
身体能力が特徴だ。

こうしてみると、来年も今年に負けず劣らずの豊作の年になりそうだが、
最大の目玉選手といえる管野が、巨人入り以外考えられないという事が
ドラフト会議全体の盛り上がりを少なくしてしまっている。


テキサス・レンジャースとのリーグ優勝決定シリーズに敗れて、ワールドシリーズ
連覇の夢が破れたヤンキース。シーズンが終了した事で、ストーブリーグに突入する。
毎年のように、大物を獲得しストーブリーグを騒がしてきたが、今年に限っては
これまでチームを牽引してきたベテランの処遇に頭を悩ます事になりそうだ。

昨シーズン、ワールドシリーズを制覇出来たのは、ジータらのベテランが印象
的な活躍を披露したからだ。3HRを記録した松井が、日本人として初めてワールド
シリーズのMVPにも輝いたのは記憶に新しい。その松井、デーモンといったベテラン外野手を
放出しただけでなく、バスケス獲得の為に、カブレーラを放出するなど思い切った
チーム改革を断行した今シーズン。期待された選手が悉く期待を裏切った。
ジータは、昨年.334の打率が.270と打率が急降下。ポサダも.248と近年最低の
成績に終わった。打者では、カノ以外は満足な成績を残せず、自慢の強力打線は
沈黙した。

それでも、地区優勝を最後まで争う事が出来たのは21勝をあげたサバシアとリベラ、ペティットの
ベテランコンビも奮闘したからだ。リベラは防御率1.80、33セーブを記録。

ペティットも21登板ながら11勝を挙げる等安定した投球を披露した。
一方で、バスケス、バーネットの新戦力組は安定感の欠いた投球に終始した。

ともに、10勝を挙げたが、バスケスは10敗、バーネットに至っては15敗と期待を完全に
裏切ったといえる。18勝を挙げたヒューズも防御率は4点台と安定感を欠いていた。

このオフも、クリフ・リー等の大物の獲得に動く事は必至の情勢だが、その一方で
膨れ上がった戦力の見切りをつけなければならないだろう。

仮に、リーを獲得する事が出来れば、先発ローテーションを1枠あける必要が出てくる。
また、ジータ、ポサダなどの生え抜きのベテラン選手が今シーズンFAをむかえる。

既にアンタッチャブルな存在の彼らだ。

オーナーであるスタインブレイナー氏も簡単には解雇出来ないはず。残留交渉はするだろうが、
そこでどれだけの年俸を提示するかがポイントだ。

どんな選手もいつかは衰えて行くものだ。ヤンキースの黄金時代を支えた選手たちが、どのような
選択をするのか。

それは、そのままヤンキースという名門をいかに立て直していくかの、根気のいる
作業の入り口なのだと思う。

今後は、カノ、チャンバレンといった若い世代の生え抜き選手が奮闘しなければならないだろう。
2010年、W杯終了後のシーズン。W杯という品評会が終わった直後だったので、
もっと激しくチーム間での選手の移籍が増えるのではないかと思っていたのだが、
思ったよりも静かなシーズンインとなった。

特に、例年繰り広げられるい8月の最終週。移籍期限ぎりぎりの狂ったような攻防は、
ほとんど見る事が出来なかった。イブラヒモビッチのミラン移籍こそあったが、明らかな都
オチと言えるもの。レンタル移籍でもあるし、ビックディテールとは言いがたい。

それでも、主役となったのは昨年同様、レアル・マドリート、マンチェスター・シティでした。
ドイツ代表のケディラ、エジルを獲得したレアル・マドリート、2年前に就任した石油関連のオーナーの
潤沢すぎる資金をベースに、D・シウバ、ヤヤ・トゥーレ、バロテッリなど今シーズンも選手を
買いあさったマンチェスター・シティ。やはり、資金力をベースにした補強戦略が練られていた。

その、マンチェスター・シティが所属するプレミア・リーグ。その他のチームは、シャマフを獲得
したアーセナル。ヨバノビッチを獲得したリバプールなどフリーランスの選手の獲得や、自国選手の
獲得が目立ち、ここ数年のような活況は見せなかった。

おそらくは、プレミアが今シーズンから掲げた新規定が影響しているはずだ。

リーグ登録選手を、25名限定にし、そのうち最低8名を下部組織出身選手
とする規定です。いろいろと抜け道は多く、「自国の選手」は言い換えれば「クラブが育成した選手」となり、国籍は問われない。アーセナルのセスクも入団の経緯などもあり「自国の選手」だ。

ただ、この傾向はよい傾向ともいえる。オーナーの資金力に頼りきった経営は、いつか破綻する。
マンチェスター・シティも、獲得時に大判振る舞いした年俸のおかげで、余剰戦力をなかなか整理
できずにいる。チームの総収入の90%以上が人件費に消えていく経営は、明らかに異常だ。

今後、プレミアの新制度が一定の成果を挙げることが出来れば、
現在のサッカー界の流れ=資金力がないと勝つ事が出来ない。

と言う流れを払拭できるかもしれない。
2010年のプロ野球のクライマックスである日本シリーズが10/30日名古屋ドームで
開幕。成瀬と吉見の先発で始まった試合は、ロッテは、ペナントレース3位の逆境を
跳ね除けて日本シリーズに進出した勢いそのままに、5-2で中日に快勝。
大事な第1戦をものにした。

中日は、先発した吉見が3回3失点と乱れてしまった事が大きかった。また、
打線も立ち上がりが不安定な成瀬を攻略する事が出来なかった。大きかったのが
逆転を許した3回の荒木のバント失敗だ。それほどプレッシャーのかかるような
シフト、ボールを投げ込まれたわけではなかった。きっちり遅れていれば、展開も
変わってきたかもしれない。

千葉ロッテは、吉見を早々に攻略。2番手以降の投手からも得点を奪うなど、
パ・リーグ最高打点の打線が火を噴いた格好だ。成瀬も2回に、和田、谷繁にHRを
打たれはしたものの、それ以降は抑えて見せた。6階以降は、クライマックスの
ファイナルステージから、安定した投球を披露している中継ぎ陣も安定した
投球が出来ていた。

第2戦は、渡辺とチャンが先発だろう。心配なのは、中日の打撃陣だ。
渡辺のような軟投派を苦手にしているだけに、第2戦もロースコアの試合が予想される。
第1戦のようなミスをしているようだと、本拠地で2連覇という状況も考えられる。
自らの野球を思い出し、第2戦は必勝体制で臨んで欲しい
2010年のドラフト会議が10/28日、行われた。近年になく大学生投手の豊富な年であり、
高校生、社会人に目玉となるような選手が少ないこともあり、1巡目指名選手の抽選
による交渉権獲得が多いのではないかと言われていた。

まずは、各球団の一巡目選手を紹介していこうと思う。

今回のドラフトの目玉と言われた3選手。早稲田の斉藤、大石、中央大の澤村。この中で
澤村は驚きの巨人単独指名により、交渉権獲得チームが決定した。巨人入りを熱望
していた澤村は、記者会見で涙した。

斉藤には、日本ハム、ロッテ、ヤクルト、ソフトバンクが競合。抽選の結果、
日本ハムが交渉権を獲得。アマチュア界最大のスターは、ダルビッシュと
同じチームに入団し、ライバルの田中と同リーグに入団することになりそうだ。

最も多くのチームが指名したのが大石。阪神、西武、楽天、広島、横浜、オリックスの
6球団が競合。抽選の結果、西武が独占交渉権を獲得した。西武の渡辺監督は、昨年の
菊池に続いて、目玉選手のくじを引き当てる幸運ぶりを見せた。

意外だったのは、中日の大野単独指名。本来は、今年の目玉となるべき選手なのだが、
肩の負傷により、各球団が獲得に二の足を踏んでいるとみての単独指名となった。
強力な投手陣を要しているからこそ、大野の回復するまで待つ事が出来る唯一の
チームが中日だった言うことだ。

ここ最近の傾向として、目玉選手の抽選の結果、パ・リーグの球団が独占交渉権を
得る事が多いと言うこと。楽天の田中、日本ハムの中田などに加えて、斉藤、大石の
二名もパリーグを盛り上げる事になりそうだ。

パ・リーグのCS第一ステージが、10/9,10日、西武ドーム球場で行われ、ロッテが
が2勝0敗で第1ステージを勝ち抜け、ソフトバンクとのファイナルステージで対戦
する事になった。

2試合とも、延長戦の末にロッテが逆転勝ち。勝敗の鍵は、2試合とも炎上した
西武の中継ぎ陣の不調でした。特に、同点に追いつかれた8回裏に4点を勝ち越し、
ほぼ手中に収めていた勝利をシコースキーが4安打4失点と大炎上した事で逃した
第一戦が大きなポイントでした。

第一戦を、思わぬ形で逃したことを渡辺監督は「計算外」と評していましたが、
わずか3試合で勝敗を決する短期決戦では致命的でした。第1戦で炎上した
シコースキーを第2戦で起用することができず、代理として登板した長田も
9回に里崎に同点HRを浴び、結果を残すことが出来ませんでした。

西武は、涌井、岸の2枚看板が安定した投球をしたものの、それ以降の投手が
軒並み結果を残せず、無念の第1ステージでの敗退となりました。

一方、敵地での第1ステージを2試合連続の逆転勝ちで通過した千葉ロッテは
勢いに乗っています。今シーズン、対ソフトバンクは9勝15敗と苦手にしていますが、
ペナントレースとCSは、全くの別物です。ただ、ペナントレースを1位で通過した
ソフトバンクには、1勝のアドバンテージが与えられます。注目の第1戦、ソフトバンクの
先発は、今シーズン4敗を喫した杉内だが、防御率は5.13と苦手にはしていない。
第1ステージを逆転に告ぐ逆転で勝ち抜いてきた勢いそのままに、杉内を
打ち崩して対戦成績を五分にすることができれば、千葉ロッテにも大きなチャンスがある。

クラブチームの運営費を、一般のファンからの会費で賄うソシオという
運営方法をご存じだろうか。一定の年会費を支払えば登録可能であり、
様々な特典を得る事が出来る。その中には、観戦ツアーや特典グッズ等の
ありきたりなものだけでなく、クラブ会長選挙の投票権という、なかなか
手にする事の出来ない特典も含まれている。

日本では、横浜FCがソシオによる運営を目指していた時期がある。だが、運営会社との
トラブルが発生し、現在はソシオ制度による運営は行っていない。最も有名なのは、
スペインのサッカークラブ、バルセロナのソシオ制度であり、年会費は157ユーロ。
1ユーロ=110円の場合、約17000円。会員は約15万人おり、年会費だけで30億円近い。

胸スポンサーを設けない独立性も大きな特徴だ。ソシオ会員にとって、自らが
投じた現金でクラブの経営が賄えている事は大きなプライドである為、原則
ユニフォームの胸スポンサーを設けない経営方針が取られている。
観客動員、グッズ購入費なども重要な収入源だが、これらはソシオを含むファンの
懐から捻出されたものであるし、放映権料も、視聴するファンが多いからこそ
高額が設定される。クラブのアイデンティティーを崩してまで、獲得したい
スポンサーなど無かったのであろう。

だが、2006年にクラブの伝統を覆し胸スポンサーを入れたのだが、ソシオを含む
世界中のバルセロナファンから非難の声が上がる事はなかった。「ユニセフ」
との契約だったからだ。当然、スポンサー料などなく、バルセロナが支払う形に
なっている。画期的な形態だが、バルセロナの知名度を利用した、実に興味深い
試みだと言える。2010年現在、ユニセフとのスポンサー契約は継続中である。

ここまで、徹底的にソシオ制度を展開するには、全世界にファン層が広がっている事が
絶対条件となる。グローバルな視点があまり重要視されない日本クラブでは
根付かない制度だろう。ファンクラブの延長。そう執られかねないからだ。
セ・リーグのCS第一ステージが、10/16,17日、阪神甲子園球場で行われ、巨人が2勝0敗で
第1ステージを勝ち抜け、中日とのファイナルステージで対戦する事になった。第1戦は、
苦手の能見をKOし、第2戦では、久保田、藤川から7,8回で5点を奪っての逆転勝利。
阪神は、CSを初めてホームで戦ったが、アドバンテージを生かす事が出来なかった。

ポイントとなったのは、阪神の失策が悉く失点に結びついたこと。特に、守備の名手とも
いえる平野の失策は、CSという舞台がそうさせたのではないか。真弓監督の不可解とも
いえる采配も勝敗に直結した。。特に、第2戦で4-2とリードした6回裏、久保に変わる
代打を起用した。だが、そこでバントをさせた理由は何だったのか。それであれば、
投球数も100球に達していなかった久保を交代させる必要性はなかったはず。

あくまでも結果論であるが、久保が7回まで続投していれば、藤川を8回から登板
させる必要はなかった。今シーズン、対巨人相手に8セーブをあげ、0.84の
防御率と抜群の安定感を誇っていた藤川でも、イニングをまたぐ登板は不安が
あったはず。その隙を巨人打線につかれてしまった。

巨人は、最高の形で中日と対戦できる。相変わらず先発投手は安定感を各場面が
あるものの、小笠原、ラミレスを中心にした打線のここ一番の集中力はさすがで
あり、中日にとっても、大きな脅威となる。

今シーズン、ナゴヤドームでは4/29日以来勝ち星がない(9連敗中)の巨人だが、
ペナントレースとCSは全くの別物だ。中日が、中17日と試合勘を失っている
事を追い風に、リーグ3連覇中であるプライドを旨に堂々と戦って欲しい
現在のサッカー界は、4-3-3システムが流行中だ。代表的なのは、スペイン代表、バルセロナ。
このスタイルこそ、日本代表が目指すべきスタイルではないか。

ショートパスと素早いポジションチェンジで中盤を構成し、ポゼッションを高めるスタイルは、
相手にスペースを与え易く、中盤の選手にはかなりの運動量が必要になる。スペイン代表、
バルセロナではシャビ、イエニスタがこの役割を担っている。日本人と変わらぬ体躯の持ち主で
ある彼らのプレースタイルにこそ、日本代表が目指すべき姿がある。

彼らは、正確なボールコントロールと的確なポジショニングで、体格差を補っている。
現在の日本代表にも、彼らと似た体躯の中盤の選手は多い。技術力の進歩が著しい若い
世代の選手は、是非参考にして欲しいと思う。

課題は、中盤での構成力を重視しすぎて得点力が下がる事。解決には、決定力を持つFWの
存在が不可欠だ。スペイン代表やバルセロナがこのスタイルで栄冠を勝ちとった裏には、
ビジャやメッシといった決定力をもったFWがいた事も事実だからだ。その為、岡崎、前田と
いった若いFWの一層の奮起を求めたい。
ゴロを捕球する時、多くの日本人は「腰を落としなさい」、「胸の正面でとれ」
などと言われる。その方が、ゴロを取りやすくなるからと。果たして、本当に
そうなのか。野球の本場であるMLBで、そのようにゴロを捕球する内野手はあまり
いない。

アメリカ人は基本が出来ていないからというは真っ赤な嘘で、外野手は
両手でフライをさばき、打者は一塁まで全力で走る。基本通りのプレーを
こなしているのは、MLBの選手たちの方が多い。では、なぜ、MLBの選手は
ゴロ捕球時に打球の正面にまわらず、腰を落とさないのか。そこには、
明確な理由が存在するのである。

打球の正面にまわらないのは、無理をして正面に回ろうとする事でエラーする
可能性があるからだ。特に、球足の速い打球であれば、なおさらである。
であれば、ボールをしっかり見ながら捕球出来る逆シングルで捕球する事の
ほうが、理にかなったプレーである。

ゴロを取る時に最も確実な方法は「救うように取る」事である。その為、日本人は
腰を落としながら捕球するのが正しいと教育されている。だが、日本人より手足の長い
MLB選手にはその方法は当てはまるのか。実は、とても窮屈なのである。その為、腰の
日本人よりはるかに高くても、安定した捕球が出来るわけだ。体をそれ程屈折していない
事は、送球する時に余計な上下動を行わずに済む為、送球そのものも安定する。

日本人からすれば、上記のような打球にアプローチは手抜きに見えてしまうが、
自らの身体的特徴を考慮した合理的な捕球方法であり、決して雑なプレーでは
ない。天然芝でのプレーが多いMLBでは、基本に忠実なプレーだけでなく、状況に
応じたプレーでないと対応出来ないからだ。