採用面接の際に注意すること | 職場の労務管理のツボ

職場の労務管理のツボ

働く人は職場環境の居心地が悪いと会社を辞めていきます。働きやすい職場環境を作るための労働法の知識と、その知識をどのように実務に活かしてしていけばいいかのちょっとしたツボを紹介します。

採用面接を行うに当たり、応募者が面接対策を行い

無難な回答しか引き出せないことが多いと思います。

 

突っ込んだ質問をする場合に、どのような点に

注意すべきでしょうか。

 

避けるべき質問として、応募者の名誉を毀損するもの、

人権、性別、宗教、出自等に関する差別的、蔑視的発言は

面接の目的上必要とは言えず、違法になると考えられます。

 

応募者の適正を評価するという採用面接の目的から、

必要かつ合理的なものと言えるかを常に考えておくべき

です。

 

最近は、採用面接を応募者が評価するサイトがあり、

低い評価しかされない会社は、応募者が来ないという

事態になりかねません。(そうなっていませんか?)

 

また、せっかく採用してもすぐに辞めてしまう、能力が

求める水準に達していないという話しもよく聞かれます。

 

会社がどんな人材を求めるのかをよく検討し、そこから

どんな質問をすれば評価できるかを考えることが重要

です。

 

求めない人材が入社することは、採用面接の失敗=

会社の責任とも言えます。