従業員定着率と自己肯定感の高め方 | 大阪府高槻の社労士 天野勉|天野社会保険労務士事務所

従業員定着率と自己肯定感の高め方

こんにちは。

社労士の天野です。

 

ここ数年、従業員の定着に関する相談を多くいただきます。

様々な研修や個別のキャリアカウンセリングなどで対応するのですが、

最近は「自己肯定感」を軸に話しをする機会が増えました。

 

「自己肯定感」は、自分自身を肯定する感覚であり、自分は大切な存在だと

感じる心と解釈しています。
また、自己肯定感に似た言葉で、「自己効力感」という言葉があります。
自己効力感は、「自分は役に立てる」など自分自身の能力に対する自信や自己評価です。

この自己肯定感、自己効力感はどちらの方が大事というものではなく、従業員が能力を

発揮し、結果を出していくためには両方が必要なものです。
ただ、自己効力感を高めるには一定の「成功体験」が必要で、一朝一夕にはできません。
一方、自己肯定感は「捉え方」を変えることだけでも変化が生じます。

では、自己肯定感を高めるためにどんなことができるでしょうか。
今回は、そのうちの1つ、「リフレーミング」を紹介したいと思います。

リフレーミングとは、直訳すると枠組みを変えること。
見方を変えて、認識の枠組みを変えることと私は捉えています。
例えば、「自分は飽きっぽい」と感じている従業員に対して、
「切り替えが早い、決断力や行動力があること」と捉え方の枠組みを

変えて伝えることです。

特に若い世代は、自己評価が低い傾向にあります。
でも、実際の仕事を見てみると、そこまで悲観的に捉える必要がない。
そのような従業員に対して、リフレーミングをしてみてください。
 

ただ、これをイチイチ、上司がやっていたら大変ですよね。

従業員が自分で「セルフ・リフレーミング」をできるようにしましょう。
そのために研修等で紹介しているのが「短所を長所に変えたいやき」です。


これは、就活生の自己PRづくりに使っていたのですが、リフレーミングでも
使えるなと思って、企業研修でも使うようになりました。
たいやき柄のカードの片面には、いわゆる「短所」が書かれています。
それを裏返すと、その特徴を「長所」として捉えた言葉が書かれています。
つまり、フレームを変えるという作業を、カードをめくるだけでできます。
便利!

ぜひ、使ってみてください。
一昨年、このたいやきを使って研修を実施した企業は、その後、定着率が向上したそうです。
もちろん、いろんな要素があっての結果だと思いますが、このたいやきも一役を

担ったのではないかと思っています。