3つの「みる」 視観察について | 大阪府高槻の社労士 天野勉|天野社会保険労務士事務所

3つの「みる」 視観察について

こんにちは。
社労士の天野です。

コミュニケーション研修などで、積極的傾聴の話しをする際、
よく3つの「きく」についての話をします。
「きく」には、聞く、訊く、聴くの3種類があります。

 「聞く」・・音や声を耳で感じとること
 「訊く」・・たずねて、答えを求めること
 「聴く」・・心を落ち着け注意して耳に入れること


今回は、これと似た話で、3つの「みる」についてです。
「みる」には、視る、観る、察るの3種類があります。

 「視る」・・その人の行動をみる
 「観る」・・その人の行動の動機をみる
 「察る」・・その人が何に満足しているのかをみる


 

これは、論語に出てくる話のようです。
渋沢栄一さんの「論語と算盤」で知りました。

「人をみる目」が欲しいと思ったことはありませんか?
渋沢さんは、この3つのみるが、人をみる上で大事だと言われています。

まずは、その人が何をやっているのかを視る。
次に、何のためにその行動をやっているのかを観る。
表面上はいいことをやっているけど、目的は邪なことかもしれない。

でも、動機も偽れるじゃないですか?
企業の採用面接で、志望動機を質問しますが、あれってホンネじゃない
ことが多いですよね。

そこで、3つ目のみるの出番です。
日常生活で、その人がどんなことに喜んだり、満足したりしているかを察る。
これは有効ですね。
言葉や行動は、飾ることもできますが、日常での楽しみや喜びには、
その人の人間性がついつい出てしまうものです。



このことを参考に、採用面接の質問を考えてみるのも面白いかもしれませんね。