膝関節は座ったり立ったり、歩いたり階段を上ったり降りたりと負担の大きい関節です。 膝の動きが悪くなったり痛みが出た場合、大腿四頭筋を強化して膝関節を支え負担を和らげる為の運動は有効です。その為のスクワットを実施する際に注意しておきたいこととは❓
女性に多い膝関節の痛み
普段何気なく膝を深く曲げたりまっすぐ伸ばしたりする時に、関節の動きが悪くなったと感じたり、痛みが出ることがありませんか?痛いからおっくうだからと避けていると更に悪循環に。筋肉も骨もどんどん硬く脆弱化していきます。台所のシンクや洗面所などにつかまったり、壁に手を添えて行うスクワットや、ゆっくりしゃがみ痛む手前で立ち上がるようにすることもできます。
痛みはサイン!無理は禁物
スクワット運動の主動筋は大腿四頭筋です。しかし、膝関節への負担を和らげるため筋肉を付けようとスクワットをしてやはり膝が痛む場合は、関節に過度な負担がかかっている証拠。
つまり筋肉はついても膝関節には大きな負担となっており余計に痛みがひどくなります。もし不安を感じたり普段から痛む場合は医療機関でまずチェックを受け、医師による運動の許可をとることです
かばい過ぎて動かさないのも問題!基本フォームを自分流にカスタマイズ
痛みや症状は人それぞれです。基本のフォームから発展させ、脚の開きかたや角度や深さを調節して、自分で痛まない位置を探しながらマイポジションにアレンジしましょう。
浅いしゃがみでもOK!最初は膝を大きく曲げすぎないように、そろそろと始めましょう。この時、無理は禁物!痛みや違和感がないかチェックしながら実施すること。膝に過剰な負担がかからないようにご注意を。
↓椅子や壁に手を添えて、浅くても深くても自分のペースでOK↓と私は指導しています
ストレスにならず一生涯通して続けること、それが一番大事だから

昨年夏に実施したオンライン講座からの抜粋
小川りょう
30年のキャリアを持つ美と健康づくり指導者。外資系ホテルトレーナーを経て独立。成人~後期高齢者に至るまで幅広く対応。エビデンスに基づく情報提供と、現場経験で培った指導スキルを持つ。コンセプトは健康寿命の延伸であり、全国での講演活動と運動指導を行っている。ビジュアル重視のボディメイクではなく、万人が取り組める健康づくりへのアプローチを心がけている。
足腰運動スクワットの専門家。早稲田大学大学院スポーツ科学修士号。インドにて取得したヨガ指導者資格、大阪商工会議所 メンタルヘルスマネジメントⅡ種、ウォーキング指導者等の資格を持つ。著書に「ココロカラダ塾」(幻冬舎ルネッサンス)「賢くしゃがむ本当のスクワット」(ぴあ)がある。