ほぅ・・・
と、感心し心引かれるようなものであっても
それがオリジナルではなく、
どこかからのコピーだと判明すれば
そのコピーをさも自分のオリジナルのように
掲げている人間を絶対に信用しない。
そこに掲げるものが、
どれほど立派なものであっても
所詮は上面だけのコピーだ。
「ナカミ」で勝負できないから
そんな借り物で自分を飾り立てる。
もっと言うなら
「偽りの自分」を匿名にまかせて
ひけらかしているのだ。
バーチャルだからいいでしょ?
なにもかも本当のこと言う必要ない。
もっともな御意見だね。
けれど、
「伏せる」ということと
「偽る」ということは
天と地ほども違う。
偽る人間は
偽ることを罪だと考えない。
偽りを重ねれば
あなた自身さえオリジナルでなくなる。
俺は模造品には
1グラムの価値さえ見いだせない。