自分の力では変えられないもの。
ただ、「やってくるもの」を受け入れるしか今は出来なくても、きっとその「一択」がベストなのだと思う。今はいっそ選択肢がない方がいいのかも知れない。今は何を選んでも失敗して、後悔しそうな気がする。ならばいっそ大きな力に身を任せ、流されるままに行くのもいいのかもしれない。
ただ、身を守る姿勢だけはまだ当分崩せない。もうこれで終わりか、と頭を上げた瞬間、狙いすましたようにタライが落ちてくる。もう、さんざんやられた。そして、まだ油断はできない。
満身創痍で涙目で、それでも「崩壊」だけはすまいと、歯を食いしばって踏みとどまり、どうにか「潮目」に辿り着いた。事態は好転するとは限らないが、間違いなく情勢は変わる。あきらかな下降を辿り始めた「今」を抜け出し、新たな軌道へとシフトしたい。そして願わくばその新たな軌道がわずかでも上昇曲線であらんことを。