年度末を迎え、大量の退職者を排出している。
退職挨拶のメールが連日飛んでくるが、
それを見て
あぁ、この人はちゃんと礼儀を知っているなぁ、
こういう人は次の職場でも人に好かれるんだろうなぁ
と思わせる文面の人がいる。
案外、若い中にそういうきちんとしたのがいる。
一方で誰かが書いたものをそのままコピペして
署名と、申し訳程度の変更を加えたものを
平気で投げてくる人間も居る。
残念ながら、うちの会社はこんな人間のほうが多い。
だからアンタらは
こんなふうに「名指しのリストラ」を受けるんだよ、と思う。
かつて俺に仕事を引き継いで別部門に異動した
「年寄り」(もちろん老人のことではない)が
今回、会社を去る。
そいつは自分の仕事をろくに理解出来ておらず
こっちが質問しても「俺は知らん」と平気で言ってのける
「使えない人間」だった。
この人間を含め、多くの離職者に対して俺は同情しない。
会社は正しい評価をしたのだと思う。
だが、残念ながら
間違った判断もあったと言わざるを得ない。
いわゆる上の人間に気に入られていないがために
リストラを申し渡された一部の「能力ある人」だ。
そういう人から離職挨拶が届くと、
会社の理不尽な仕打ちや
会社にしがみつく無能な人間たちを思い、
心底嫌な気持ちになる。
さて、
上の人間に言いたいことを言ってのける俺にも
そろそろお鉢がまわってくるかもしれないな。