どんなにマニュアルを熟読しても
どんなに検索を駆使しても
たったひとつ、
設定ができないケータイ。
これはもうソフトの異常だ。
俺が悪いんじゃない。
プログラマーがヘボなんだ。
docomoの店へ行った。
番号札を取ろうとしたら
背の高い、美しい女性店員が
声をかけてきた。
俺は思い通りにならない機器の不平不満をぶつけ、
こんな『ボロ』使ってられるかー、と
鬼の形相でどなり散らし
店内の注目を集め
空気を凍り付かせるつもりだったのに・・・
「いえ、あのね・・・」
と、
美人の英語教師に指名された中学生のように
うつむき加減でごにょごにょと
不具合の説明を始める始末。
美人の店員、
俺の端末を取り上げるや、
まるで自分のモノでもいじるかのように (表現エロいw)
さくさくと設定を変えてしまった。
「え?何、もう一度。。。」
一手一手進める手順を画面で追いつつ、
その指先などを見てしまう。
いかん。
これって・・・
ほ・・・ほれ・・・
「言わせねーよ」
と、ばかりにツレが俺の脇腹を鋭く「どつく」。
「ぐぇ。」
いい仕事する人はそれだけで魅力的だね。
休日も働いているすべての女性に賞賛を。