舞台 ライチ☆光クラブ | 世界の隅っこで読書するパンダ

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ネタバレ時は「※注意!」を入れてます。
妄想体質ゆえ、あらぬことを口走ってます。。。


公演
2012年

あらすじ
排煙漂う螢光町。少年達の秘密基地「光クラブ」に、帝王ゼラを筆頭に9人の少年が集う。彼らの目的は、機械・ライチの作成と、美しい少女を迎える事だった。

キャスト
木村了/中尾明慶/玉城裕規/平沼紀久/佐藤永典/廣瀬大介/富岡晃一郎/加藤真央/宮下雄也/オレノグラフィティ/ほのかりん




『ライチ☆光クラブ』の順番として⇩
①1985年「東京グランギニョル」による舞台
②2005年古屋兎丸氏による漫画化
③2012年アニメ化
④2012年舞台化&2013年再演
⑤2015年ミュージカル化
⑥2016年映画化


今回視聴は④の舞台。
で、一個人の率直な感想⇩
ジャイボが一分の隙もなく、ジャイボ。
ビジュアル。ヤバい目。動き。奇声。居るのに気配を消す感じ。
本物のジャイボじゃんコレ…。
漫画から出てきてるじゃんコレ…。
他の何に不満があろうとも、ジャイボひとりで相殺出来るわ〜この舞台は。


てなわけで、玉城裕規氏のジャイボがすごかった。
ミュージカル版は未視聴故、映画版のみとちょっと比べてみる。
間宮祥太朗氏のジャイボとは、180°違うと思った。
間宮氏のジャイボは、大人っぽく妖艶で危険。
玉城氏のジャイボは、厨二病で気まぐれで危険。
――っていう個人的印象だなぁ。


あと好きなのは、木村了氏のゼラ
落ち着きある時と、キリキリしてる時の対比がとても良い。
廣瀬大介氏のカネダも、マジ暗くてとても良い。


カノン(ほのかりん嬢)は――解釈違い。
こんなカースト上位の女子っぽさ、要らない。
カノンの生粋の変人さが薄まり過ぎ…。


演出面のギャグの多さと、オリジナル女子のけたたましさは若干きついけど、舞台セットと惨劇が漫画に忠実で、すごくいいと思った。
血糊の量がなかなか凄かったなー。
前から数列はビニールシートが配布されたくらい。


中村倫也氏がゼラの、ミュージカル版もいつか見て、自分的にどれがベストだったか考えたい。
今のところ…映画>舞台かな。
映画のニコ(池田純矢氏)が、やっぱとても好きなのだもん。



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