写真(画像)のことなんだけど、近年は画像加工アプリが
多く、簡単に入手出来ますよね。
極端ではないにしても、あまりにも加工が優れていて
「誰だよ」ってくらい、別人級な画像が出来上がったりして。
昔なら絵でないと出来なかったような極端なデフォルメが
カメラ画像で出来てしまう。
そもそもカメラ(レンズを通して)だと実際に人が肉眼で
見えるのとは違うようなのに、さらにそれを・・・・って
考えると、どこまでが本当でどこからが嘘なのかってことも
考えたくなります。
まあでも、昔からカメラで撮った写真には疑念を抱いている。
夜景とか夜空の星々とか、絞りとかシャッタースピードなど
いわゆる撮り手の技術といわれているもので肉眼で見るのとは
別物を見ことになる。
いくら「キレイ」とか言ったって、「実際そんな風に見えないじゃん」
って、私は昔から思っているんです。
結局は機械的加工技術で映し出されたもので
それは「作り物」だからです。
つまりは「嘘」なのです。
それを喜ぶのも良し、いや~・・・って思うも良し
ただ、作り物だということをちゃんと認知して「これはこれ」って
ことで楽しむならいいんですが、「本物」とか「現実」だと
思っちゃうとマズいんじゃないかと。
「虚構と現実」の区別はわかっていないとって思うのです。
VRもそうだし、実際に無いのにお金扱いもそうだし、大きく解釈
すれば車などのリースもそうです。
はっきり言って自分の世界でも無ければ自分のものでも無い。
虚構というのはとかく認知を阻害する。
今言われている「認知症」とは「異なる認知症」として問題になる日は
もう来ていると思うのです。
写真などの画像加工は日常に深く入り込んでいます。
どこまでを本物(自然)とするのかを定義しないといけないくらい
加工や修正が当たり前になっています。
虚構と現実の境界線は・・・