今日配信の情報誌「ら・ぽ~るマガジン」のお題は、先週う開かれた「G7広島サミット」について考察を行っています。

 

 

世界唯一の被爆国日本、その被爆地である広島から世界に、どのようなメッセージが発せられたのでしょう...

 

G7広島サミットにおける「首脳宣言」は下記4項目

  • 法の支配に基づく国際秩序 守り抜く
  • ウクライナ支援 継続
  • 「核兵器のない世界」への取り組み
  • 「グローバル・サウス」との関係強化

ウクライナ支援に関しては、ゼレンスキー大統領のゲスト招待が注目されました。

 

そのインパクトのほうが強く、広島サミットは「ゼレンスキー・サミット」になったような感じですね。

 

「グローバル・サウス」をテーマに取り上げたのも印象的でした。

 

果たして、これらの成果はあったのかを検証しています。

 

ゼレンスキー大統領をG7に招待して本当に良かったのか...

日本は「グローバル・サウス」と関係強化できたのか...

 

このあたりを深く検証しています。

 

そしてマスコミで騒がれているのが「核兵器のない世界」への日本の姿勢です。

 

「広島 × G7」という組み合わせが、「日本から核廃絶メッセージ」を期待させたようですが、「ロシアの核兵器使用」は認めないが、G7先進国保有の核兵器は「抑止力」の観点で必要として、「完全な核兵器廃絶」という理想世界には程遠いものになってしまいました。

それでも岸田総理は、「ロシア」という具体的国名を明記できたことを「成果」と強調しているようです。

 

「広島ビジョン」は、外務省のホームページから「仮訳」として日本語で読
めます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506500.pdf


今年に入ってすぐに出された「核戦争の防止と軍拡競争回避に関する5核兵
器国首脳の共同声明」は、こちらから読むことができます。
https://hiroshimaforpeace.com/permanent-council-joint-statement-2022/

岸田総理は「広島ビジョン」は、この「核戦争の防止と軍拡競争回避に関す
る5核兵器国首脳の共同声明」を想起するものとしていますが、皆さんの目
にはどのように映ったでしょうか...

 

原爆資料館の本館に足を運んだのか...

 

各主要国のトップが原爆資料館、正式には広島平和記念資料館に訪れたことが取り上げられていますが、それは額面通りに評価できるのかを考えています。