東京都台東区の避難所が、2人のホームレスを受け入れなかったことが社会問題となっています。

 

避難所に入るとき「住所」と「名前」を書くのですが、そこで、住所が書けない人に対して受け入を拒否したとのことです。

 

事務的な手続優先で、状況判断で臨機応変に対応できないということが問題ではありますが、そもそもホームレスの人と同じ場所にいることに対する感情の問題となっているようです。

 

人道的見地から受け入れ拒否はありえない

 

誰でも、どんな人でも「命」は守られるべきで、どんな状況でも優先されるのは「命」を守ることだということに、異論を唱える人はいないでしょう。

 

そこに触れることはありえないですし、この点から小木さんの発言は、ホームレスの方の「命」を考えず、避難所はホームレス以外の人のためにあるという立場が見え隠れします。

 

なかでも小木さんの

プライベートもないし、自分のグレード下げるわけじゃないですか。今までのレベルからね。でも、ホームレスの方は、逆にアップグレードするわけじゃないですか、そこから...

 

それなんか、『ずるくない?』ってなっちゃわない?今まで屋根のないところに住んでいたのが、急に災害となったら屋根がある...

の発言が、かなりの不評を買っているようです。

 

感情的に、ホームレスの方と同じ空間にいるのはイヤだというのも、臭いの問題などで思うことはあるでしょうが、それを口にするかしないかというところに、なんか人としての違いがあるように思えます。

 

避難所の問題はいろいろある

ネット上で、ロリコン趣味の人たちの間で、避難所は子供達は親の目から離れやすいからチャンスだという「最低・最悪」の愚かな発言が飛び交っています。

 

女性被害も多いようで、避難所を性犯罪の場としている愚か者もいます。

 

こんなどうしようもない話はともかく、精神疾患や障害を抱える人がいる家族の人たちは、避難所ではお隣さんに「すごく気を使う」という話を聞きます。

 

赤ちゃんの鳴き声も、私は全然平気ですが、気になる人もいるでしょう。

 

それこそいびきを気にする人もいるでしょうね。

 

避難所退避は一時的と限らず、家に戻れないこともあります。

 

ペットの問題もあるでしょう。

 

     困ったときはお互い様...

 

このような寛容さは、もうないのかもしれませんね。

 

小木さん入店拒否宣言の店もあるようで

Twitterで、小木さんの入店を拒否するという呟きを見つけました、小木さんの考えを支持する人もこなくてよいと断言していました。

 

この意見に同調するお店も出てきています。

 

なんだか「ぎすぎす」とした世のなかになっているような気がします。

 

避難所のあり方を改善するという意味では、問題提議としてはあるでしょうがね。

 

ん~~~なんだかなぁ~という感じですね...