S&P500種は0.1%高、NYダウ22.65ドル(0.1%)安の26783.49ドル、ナスダック総合指数は0.5%上昇でした。

 

足下の米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.06%で推移しています。債券が売られました。

 

NY為替市場ではドル指数が3営業日続伸しました。メキシコ財務公債省のトップ交代を受けたメキシコ・ペソの急落に加え、ポンドが一時約2年ぶりの安値となったことがドルを支えたとあります。

 

ドルは主要10通貨のほぼ全てに対し上昇、対ドルで最も下げたのはオーストラリア・ドルで、ドル/円は108.90円台まで円安となりました。

 

◆いよいよ注目のFRB議長議会証言

 

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は半年に一度の議会証言に臨みます。6月の米非農業部門雇用者数の伸びが予想を大幅に上回ったことで、政策金利引き下げの緊急性は後退したのではとの風潮に対しどう答えるかが注目です。パウエル議長は利下げの可能性をしっかりと残しておくことになるのか、あるいは無難な発言に終始するのか。

 

それでもマーケットは「利下げ期待」というフィルターを通して証言内容を理解しようとしますので、あくまでも議会証言を、買いないし売りの「きっかけ」とするのではないでしょうかね。

 

今夜は下院、明日は上院で議会証言が行われます。

 

マーケット変動には注意しながらチャンスを掴みましょう...

 

◆電話しただけで大ニュース、それだけピリピリ...

 

ライトハイザー米通商代表部(USTR)とムニューシン財務長官は9日、中国高官と電話会談を行ったと報じています。先月に米中首脳が貿易戦争の一時休戦で合意して以来、初めての高官級協議となりました。両国は通商協議を再開させ、貿易摩擦の解消を目指すとあります。

 

◆よく分からない英国議会の動き

 

ブルーンバーグ電子版

「合意なき離脱強行」を阻止する修正案、英下院が可決-わずか1票差

という記事

英下院は9日、次期首相が議会を休会とする手段を使い、欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」を議会の意向に反して強行する事態を阻止することを目指す修正案を賛成多数で可決した。

とあります。親EU派のドミニク・グリーブ元法務長官が修正案を提出したとのことですが、どういう意味なのでしょう。

 

与党保守党の次期党首の最有力候補であるジョンソン前外相は、EUと離脱協定を締結できない場合でも「決死の覚悟」で10月31日までに英国をEUから離脱させると公約するともあります。

 

迷走する英議会..という見出しもかつてありましたが、ポンドが下落、2年ぶりの安値に達した理由もよくわかりますね...

 

◆ECBラガルド次期総裁によるQE再開観測

 

すごく重要なので、ブルーンバーグ電子版記事をそのまま掲載します...

 

欧州中央銀行(ECB)が危機対応で用いる主力の金融政策手段である量的緩和(QE)プログラムが、近く再開されるとゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーを含む金融機関が予想している。

 

ECBは昨年12月に2兆6000億ユーロ(約317兆円)規模に達した資産購入プログラムを終了したが、エバコアISIのクリシュナ・グハ氏は、ECBが9月にも再開に動く可能性があると考えている。ABNアムロやダンスケ銀行、BNPパリバを含む他の金融機関も、来年の早い段階までには再開されると予測する。

 

ECBのドラギ総裁は先月、経済見通しが改善されない場合には追加的な金融政策による刺激が必要になるだろうと発言。ユーロ圏では景気の低迷が1年余り続き、一部の当局者は、今の下降局面を一時的な現象と見なすことはもはや不可能だと指摘した。

 

ゴールドマン・サックス

  • 「例えば月300億ユーロの資産購入を9カ月間続けるような限定的なQEプログラムは、現行の制約の範囲内でも実行可能と思われる」

モルガン・スタンレー

  • 「われわれの想定では、ECBは9月の発表を経て、10-12月(第4四半期)にも月450億ユーロ程度で購入を開始する可能性がある」