11日のニューヨーク外国為替市場では、ポンドがドルに対し8営業日ぶりに上昇、昨年8月以降最長の連続安に歯止めがかかりました。メイ英首相とユンケル欧州委員長の会談が急きょ設定され、それがトレーダーの間で英国の欧州連合(EU)離脱が延期されるとの見方が優勢となったことが背景になると報じられています。

 

このBrexitが白紙離脱回避の方向期待をから、ポンド/ドルが1.297ドル台から1.329ドル台までポンドが買い戻されました。ポンド円も円安方向です。

 

11日の米株式相場は6営業日ぶりに上昇しました。S&P500は6週間で最大の上げとなりました。アップルの投資判断引き上げが支えとなり、エヌビディアが競合他社の買収で合意し、フィラデルフィア半導体指数は1カ月で最大の上昇率となりました。1972年以降で最長の連続安となっていたNYダウも上昇しました。

 

米小売売上高統計も堅調、景気に対する楽観も広がり、米国債は下落しました。米10年債利回りは2.66%でした。

 

欧州に関しては、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や中興通訊(ZTE)など中国の通信企業が安全保障上の脅威をもたらしているとの懸念が西側諸国で強まり、欧州議会も同様の見解を表明する計画だと報じています。

 

欧州議会は仏ストラスブールで12日に採択予定の決議草案で、EUは第5世代(5G)と呼ばれる次世代通信網を侵入者から守り、サイバーセキュリティーの防御を全般的に強化する必要があると強調、、「中国企業が開発する5G対応端末には、製造業者および当局が非公開データや個人情報、さらに通信にEUの許可を経ずにアクセスできるバックドアが埋め込まれている可能性があるとされる最近の疑惑」について、欧州議会は深刻な懸念を表明するという草案となっています。

 

米国関連では、ペロシ米下院議長は11日付の米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、トランプ大統領の弾劾に反対であることを明らかにしたろ報じています。

 

ペロシ下院議長は「弾劾が米国に強い不和を生じさせるため、非常に説得力があり、圧倒的で党派を超えて合意できる重大な何かがない限り、われわれはそうした道筋を歩むべきでないと思う」と語ったとのことです。

 

今日の日経平均株価は400円以上も値を上げています...