昨日のNY市場は下落、今日の日本市場も下落しています。まだまだ値幅調整が続いているのでしょうかね。

 

為替はドルと円が強くなっていて、ユーロ/ドルは1.150ドルを割り込む展開です。ドル/円は112.50円台で推移しています。

 

米10年債が3.21%と上昇しています。

 

原油価格は、WTIで1バレル70ドルを割り込みました。

 

昨日のトピックスとしては、米財務省が半期に一度に公表する為替報告書で、中国の為替操作国認定を見送りました。

 

また、他の主要貿易相手国も為替操作国と認定されませんでした。

 

米議会が定めた為替操作国の3つの認定基準は、200億ドル(約2兆2500億円)以上の対米貿易黒字、国内総生産(GDP)比3%超の経常黒字、そして、為替介入を繰り返し行うこととなっています。

 

この認定基準の変更がないことにより、中国は為替操作国には認定されないようです。

 

ただ、 米財務省は中国、日本、韓国、インド、ドイツ、スイスの監視対象国指定を維持し、日本については、大幅な対日貿易赤字が続いていることを引き続き懸念しているとしました。

 

ユーロについては、ドイツなど域内の一部の国にとっては割安のようだと指摘し、財務省はドイツには世界貿易の不均衡是正の責任があると主張しました。

 

この話がある以上、ずっと円高警戒は解けずにいることになりそうですね...